7kg増量!?宮崎あおいが映画『怒り』で魅せた女優魂を徹底調査!!
吉田修一と李相日のタッグで話題を呼ぶ、映画『怒り』。宮崎あおいは重要な役を演じるため短期間で7kg増量。複雑なキャラクター演じる役作りの苦労など、その役に込めた女優魂を追った。
2018年5月2日更新
映画『怒り』
https://twitter.com/cinema_cafe/status/768657592042131457
2016年9月17日公開の映画『怒り』。
原作脚本に吉田修一、監督を李相日が務め、
大ヒットを記録した映画『悪人』のスタッフが再集結した注目の話題作だ。[出典1]
映画『怒り』は、1年前の未解決殺人事件を軸に、千葉、東京、沖縄を舞台にした3つの物語が紡がれる群像劇。
宮崎あおい演じる 愛子 は、突然家出をし、新宿・歌舞伎町で働いていたが、千葉に住む父・洋平(渡辺謙)に連れ戻される。
そこへ現れた素性のわからぬ男・田代(松山ケンイチ)に恋心を抱くという、千葉パートの主役とも言える重要な役どころ。[出典2]
▼予告
宮崎あおいの挑戦
宮崎あおい:シースルーワンピでジャパンプレミアに登場 広瀬すずはピンクのミニワンピで美脚見せ https://t.co/6Gvtesswsm
— 毎日キレイニュース (@mainichi_kirein) 2016年9月14日
家出中に歌舞伎町の風俗店でボロボロになった過去を持ち、子供のようにほっとけない雰囲気を漂わせながらも、時折深い内面を見せる複雑なキャラクター、愛子を演じるにあたり、
「愛子ちゃんは何を考えているのか全く想像できない」[出典2]
と撮影前から語っていた宮崎あおい。その役づくりは難航を極め、
「でも、愛子ちゃん自身も自分をわかっていないところがあったので、わからない、わからない、と悩みながら彼女を探していく作業が、逆に正解だったのかな」[出典2]
と分析している。
清楚なヒロインを演じることが多かった宮崎にとって、今回の愛子役は新境地と言えるだろう。[出典2]
徹底した役作り
https://twitter.com/IkariMovie/status/775403812798341120
李監督は、ルックスよりも、キャラクターの根幹にあるものを重視してキャスティングを行ったという。[出典3]
原作では「ぽっちゃり」と描写されている愛子に、スレンダーな見た目の宮崎あおいを配役したことについて、
「見た目ではなく、愛子が持つ危うさや純粋さを考えたときに宮崎さんが浮かんだ」[出典2]
と語っている。
▼キャラクター性でキャスティング
https://twitter.com/IkariMovie/status/779570917525585920
しかし監督から宮崎に対し、「それ以上、やせないで」と指摘があり、最終的には「太ってほしい」と注文があったという。[出典2]
「原作のイメージもありますが、愛子ちゃんは気持ちに油断がある娘なので。結局、プラス7キロくらいまではいきましたが、自分の目標には到達できませんでした。」[出典2]
短期間で体重を増やすために、しっかりと食事をした後にまたご飯を食べていたという。他にも
あとは寝る前にアイスを食べたり、なるべく動かずに1日中ゴロゴロしたり。」[出典2]
という、華奢な宮崎にとってはかなりヘビーな生活を送ったようだ。[出典2]
▼短期間で体重増加!
https://twitter.com/IkariMovie/status/780291697997598720
だが、撮影が終わると、今度は次の仕事までの10日間で元に戻す、というさらなる試練が彼女を待ち受けた。[出典2]
「でも、減らす方がラクでしたね。徹底した食事制限とダイエットマッサージ、自力と他力で頑張りました」[出典2]
と、笑顔も見せた。[出典2]
共演者からの反応
https://twitter.com/IkariMovie/status/775556936834002944
親子役として共演した渡辺謙は、
「あおいちゃんが今までと違う世界へ踏み込もうとする思いのようなものを感じていた。先輩としてこの作品を見届けるのが楽しみだなと思っていた。」[出典4]
と、期待を寄せていたそう。
https://twitter.com/Movie__Walker/status/774088758689882112
同じく共演の松山ケンイチは、
「愛子の“危ない”感じと“どこまでもいっちゃう”感じはすごく紙一重。あおいちゃんはそれを見事に演じていました。[出典5]
愛子たち親子と電話でのやりとりをするシーンでは、声だけなのにちゃんと感情を動かしてくれました。[出典5]
と宮崎あおいとの共演から刺激を受けたと語っている。
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