2024年2月27日更新
どんな人?
- 呼吸不全、誤嚥性肺炎のため2021年4月18日に78歳で死去。
- チャーリー浜(ちゃーりーはま)は、コメディアン、タレント。
- 「…じゃあ~りませんか」や「ごめんくさい」などのギャグで知られる。
- 4度の結婚・離婚経験がある。
生い立ち
野球少年だった
浜は自身の学生時代を以下のように振り返っている。
学生時代から人を笑かすのが好きな、いわゆる「いちびり」。
楽しくみんな和気あいあいというか。
当時は野球部にいたから、野球部らの面々とアホなことばっかり言ってました。
野球は中学からやってて、高校も野球で入ったほど。[出典1]
芸能活動
「ザ・こんちゃんズ」として
高校生の頃、日本橋3丁目にあったタレント養成所のオーディションに赴くと、コメディアン・大村崑そっくりな容姿が受け、そのまま入所することに。
当時人気だった双子歌手のザ・ピーナッツにあやかり、浜は大村と「ザ・こんちゃんズ」というコンビで売りだされ、生コマーシャルに出演した。
高校卒業後は花登筺が設立した劇団「笑いの王国」の門を叩き、のちに吉本興業へと移籍した。[出典1]
ポケットミュージカルスに出演
当時、「新喜劇」「ポケットミュージカルス」「ステレオコント」の3本立てだった吉本新喜劇。
そこで「何やる?」と訊かれた浜は「僕、歌、歌えます」と答え、ポケットミュージカルスに出演することとなった。
浜はその頃の新喜劇の雰囲気について、
大先輩ばっかりじゃないですか。
平参平さん、秋山たか志さん、白羽大介さん、そのあとに原哲男さんとか。
それはもう吉本新喜劇はドタバタですからね。
今でこそ筋のあるものをやってるけど、昔はドタバタ。
とにかく、(舞台に)出て(お客さんを)笑かせ、理屈なしで笑かせ! と言われましたね。
当時の社長からも言われましたし。
と振り返っている。[出典1]
流行語大賞にノミネート
「…じゃあ~りませんか」や「ごめんくさい」などといったギャグで知られる浜。
特に「…じゃあ~りませんか」は1991年に発表された第8回日本新語・流行語大賞(自由国民社)で年間大賞に選出されてブームとなった。[出典2]
何も考えていない!?
チャーリーは自身の芸風についてを以下のように分析している。
何にも考えていないんです。
僕はフィーリングでやってる男やから。
だから共演者の若手の子は嫌がるんですわ。
台本どおり来ないから。
若手はしんどいと思いますよ、一緒に出たら。
そやけど、それがひとつの勉強になると思っているしね。
俺から学ぶことはあれへんけども。
言葉、言葉のセリフの間とか。
それが成り立って、今の新喜劇ですからね。[出典1]
私生活
バツ4である
4度の結婚・離婚経験がある。[出典3]
後輩の芸に対し苦言
2014年10月24日、後輩芸人・くまだまさしと共にイベントに出席した浜は、取材陣を前にくまだが披露したネタに対し、
私は今年でパープレー(72歳)なんで、今の若いタレントさんは、何をなさっているのか、理解に苦しむというところでございます。
と苦言を呈していた。[出典4]
若手にパンを配る
芸人仲間の間では「なぜかいつも祇園花月の楽屋にいる」と囁かれている浜。
若手芸人が浜の楽屋に訪れた際には、決まって京都の有名なパン屋のパンを配るのだそうだが、漫才師には絶対配らないのだという。[出典5]