2016年8月6日更新
どんな人?
- ロードは、ニュージーランド・オークランド出身のシンガーソングライター。本名は、エラ・イェリッチ・オコナーである。
- メガヒットシングルとなった「Royals」は、第56回グラミー賞授賞式にて主要4部門の1つである「年間最優秀楽曲賞」を受賞。同賞での史上最年少の受賞となった。
- 同じくシンガーソングライターのテイラー・スウィフトと仲が良い。テイラーから花束が贈られてきたことが2人の友情が始まったきっかけだと明かしている。
シンガー活動
突然現れたニュージーランド出身の少女
「ロードとはいったい誰なのか?」という謎だらけの状態で、なんの戦略もなく宣伝もないまま、ロードはファーストシングル「The Love Club」EPをリリース。ジャケットはただシンプルでリアルなロードのイラストのみだった。
同曲は、無料音楽クラウドサービス「サウンド・クラウド」で6万ものフリーダウンロードがなされた後も、ニュージーランドのアルバムチャートで1位であり続けた。それと同時に「Royals」は、ユーチューブに動画すらあがっていない状態だったにも関わらず、シングル・チャートで上位にランクイン。
そのような成功から、音楽界に突如現れたロードは様々なレーベルから熱い奪い合いをされる存在に。すぐにイギリスやアメリカ、その他のメジャーな国々で契約をすることとなった。[出典1]
「Royals」の大ヒット
メガヒットシングルとなった「Royals」。
詩人の母親を持つ彼女の歌詞は鋭く、これまでの10代とは異なる彼女のユニークさが音楽に表れていると評価された。[出典1]
世界40カ国で1位
同曲は、
- 全米シングル・チャート1位(9週連続)
- 全英シングル・チャート初登場1位
- 世界40カ国のiTunesで1位(84の国、地域でTOP10入り)
という記録的なヒットとなり、当時16歳だったロードの1位獲得は1987年11月のティファニー以来。また、ニュージーランド出身のソロ・アーティストの全米チャート1位獲得は史上初の快挙だった。[出典1]
史上最年少でグラミー賞を受賞
第56回グラミー賞授賞式では「Royals」が主要4部門の1つである「年間最優秀楽曲賞」を受賞。
17歳での受賞は同賞での史上最年少となった。受賞後のスピーチでロードは、
共作者でプロデューサーのジョエル・リトルがいなければ、この場所にいることはありませんでした。
ソングライターとしての私を見守り続けてくれました、ありがとう。
この曲を爆発的にヒットさせてくれた皆さん、ありがとうございます。
ユニバーサルの皆さん、事務所のサイコー・エンタテイメントのみなさん、家族に感謝します。ありがとうございます
と喜びのコメントをした。[出典2]
▼ロード「年間最優秀楽曲賞」受賞の瞬間
交友関係
テイラー・スウィフトと仲良し
人気トーク番組内にて、テイラー・スウィフトから花束が贈られてきたことが2人の友情が始まったきっかけだと明かしたロード。それからというもの、ランチデートやディナーデートに出かけたり、テイラーの24歳の誕生日パーティーに出席したりと、2人は親交を深めている。
テイラー25歳の誕生日には、テイラーに向け以下のようなお祝いメッセージを公開した。
今日、私の姉の一人が25歳になったわ。もちろん、彼女は本当の姉ではないわ。
彼女のことを知ってから日が浅いけど、彼女とはこの先ずっと一緒なんじゃないかって気がしているの。
私たちはそれぞれ、長いこと苦労しながら進んでいるわ。
仕事や、恋愛、友情、大人になるということでね。
彼女は私が初めて授賞式に行ったとき、私が初めてローリング・ストーン誌のカバーを飾ったとき、私が初めて映画の目に曲を書いたとき、常に励ましてくれたの。
お互いのためにただそこにいて、自由に踊ったり、何時間も笑ったり、仕事を楽しんだりっていう、すばらしい女の子たちの輪に入れてもらえて、とても幸運に感じているわ。
それはほとんど彼女が引き起こしていることなの。
私が言わんとしていることはつまり、彼女は魔法のような存在だってこと。[出典3]
▼抱き合うテイラーとロード
▼第88回アカデミー賞授賞式にて、テイラーとテイラーの弟・オースティンとロード[出典4]