2017年9月15日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 南里侑香は10歳の頃から子役として活動を開始した女優。
- 声優デビュー作は2001年アニメ『パワーパフガールズ』(カートゥーンネットワーク)日本語吹替版。吹き替え以外では2003年『GUNSLINGER GIRL(第1期)』が初の主演級アニメ作品である。
- 歌手としても積極的な作品のリリース、およびライブを開催している。
生い立ち
歌との出会い
南里は、音楽との出会いを幼少期に果たしており、その結果舞台を志すようになったと語っている。[出典1]
小学校に入った頃に合唱団に入って、そこで歌が好きになったんですね。
その合唱団でできた友達と家族ぐるみでお芝居やミュージカルに行くようになって、そこで衝撃を受けまして……。
ファミリーミュージカルだと演じているのが自分と変わらない年齢の子なんです。
なので、“あんな小さい子がステージの上で歌ったり踊ったりしている”ということが、凄く素敵に映ったんです。[出典2]
芸能活動
声優としてデビュー
南里は10歳で劇団に入団。しばらくの間芝居に取り組んでいたが、2001年にアニメ『パワーパフガールズ』(カートゥーンネットワーク)の吹き替えのオーディションを受け、合格して以降は複数のアニメに声優として参加している。
近年のアニメ出演歴は以下
・『遊☆戯☆王ZEXAL II』(2012年、第79話/第92話ゲスト:花添愛華役)
・『問題児たちが異世界から来るそうですよ?』(2013年、ラッテン役)
・『ブラッドラッド』(2013年、ブラッド・T・リズ役)
・『ファンタジスタドール』(2013年、アロエ役)
・『魔法戦争』(2014年、トワイライト役)
・『彼女がフラグをおられたら』(2014年、深雪・マッケンシー役)
・『スペース☆ダンディ』(2014年、第17話ゲスト:ソフィア〈クイーンビー〉役)
・『山田くんと7人の魔女』(2015年、佐々木凜役)
・『うしおととら』(2015年、鷹取小夜役)
洋画吹き替え歴は以下
・『アリー my Love』(2003年、第5シーズン15話ゲスト:セリーナ役)
・『マーサの幸せレシピ』(2003年、リナ役)
・『エバーラスティング 時をさまようタック』(2004年、主演:ウイニー・フォスター役 / アレクシス・ブレデル)
・『デッド・ゾーン』(2008年、第71話ゲスト:モニーク役)
・『第一容疑者 希望のかけら』(2009年、ペニー・フィリップス役)
・『フランケンウィニー』(2012年、エルザ・ヴァン・ヘルシング役)
・『glee』(2013年、シーズン4 第16話/第18話:ケイティ役)
歌手としても知られる
歌手としても複数の作品をリリースし、ライブを行うなど精力的に活動している南里。
歌手活動をはじめたきっかけについては、
コンポーザーの梶浦由記さんに出会って、梶浦さんが「暁の車」という曲を歌う人を探していて、それで私が歌わせていただいてから、歌手のお仕事もさせていただけるようになりました。
と明かしており、ソロでの活躍に関しては、
“自分がどうしたいか”ということがいつも問われるんです。
『曲はどういうのがいい?』『ジャケットはどういうのがよい?』と訊ねられるたびに、不思議な気持ちになってしまって……。
私はずっと舞台をやってきていて、何か役を演じるという事には慣れていたんですけど、自分を表現するということは今までやったことがなくて。
と胸中を告白。作詞するタイミングについてを問われると、
好きなフレーズがあると書き留めるようにしていて、それを歌詞を書く時は参考にしたりしています。
アニメの曲を歌わせていただく時は、アニメの設定にあった幻想的な言葉や表現が出てくることが多いのですが、
私自身も歌詞を書くことに慣れているわけではないので、自分に合った言葉というか、
自分の見える景色とか思っていることを書こうと思っています。
なので、本当に普通のカフェでその曲を聴きながら、ボーっとして、思いついたら書いて、またボーっとして……を繰り返して書いていますね(笑)
と語っている。[出典2]
私生活
結婚を発表
2014年11月28日、南里は自身のブログで結婚を報告し、以下のように喜びを綴っている。
私事ではありますが、先日結婚致しました,
幼い頃、王子様がむかえにきてくれると本気で信じていたことを時々思い出したりします(^^)
お嫁さんになることが一番最初に夢見たことかもしれません。
きっとまだまだ長いこれからの人生!
その道のりを、今まで守ってくれていた親ではなく、兄弟ではなく、共に日々を築いて歩んでいける人ができたこと、とても心強く感じています。
(2014年11月28日の投稿『秋から冬へ☆そしてご報告』より)
出演
映画
テレビ番組
1997年、南青山少女歌劇団に入団。2001年の卒団までメンバーとして数々の舞台に出演。2003年、梶浦由記のソロプロジェクト「FictionJunction」のヴォーカルに抜擢される。テレビアニメ「機動戦士ガンダムSEED」の挿入歌『暁の車』でオリコン初登場10位を記録。2005年11月には、1stアルバム『Destination』がオリコン初登場9位を記録した。「FunctionJunction YUUKA」としてシングル7枚、アルバム2枚をリリース。2009年7月、約2年半ぶりにファン待望のライブ出演となり、その圧倒的な存在感と強い歌声を発揮。2009年2月には南里侑香として、1st『オデッセイ』をリリース。ソロアーティストとしてもその歌唱力と透明感のある歌声は高く評価される。そのほか、スペースクラフトグループ所属タレントが総出演した舞台、ミュージカル『ANGEL GATE』にて2006年、2007年と2年連続主役を務める他、声優としても活躍。今後もオールマイティーな才能に大いに期待がかかる。
出典:タレントデータバンク