2016年5月27日更新
どんな人?
- 太地喜和子は1959年に、東映ニューフェイスの第6期に合格。東映と専属契約し、志村 妙子(しむら たえこ)という芸名で映画出演を始めた女優である。
- 1963年東映を離れ俳優座養成所15期生入団。その後、『欲望という名の電車』の杉村春子の芝居に衝撃を受け、1967年に文学座へ入団する。
- 1992年10月13日、静岡県伊東市で行われていた『唐人お吉』の公演期間中、午前2時過ぎに乗用車が桟橋から海に転落する事故により死去。享年48歳だった。
芸能活動
昭和の名女優と呼ばれた
太地喜和子はデビュー以降、数々の作品に主演した。
初の主演作となったのは1967年の映画『花を喰う蟲』。同作への出演した翌年、『藪の中の黒猫』での体当たり演技が注目され、一躍脚光をあびた。
テレビドラマでは1978年放送の田宮二朗主演『白い巨塔』の花森ケイ子役、舞台では『欲望という名の電車』『近松心中物語』『唐人お吉』などで高い評価を得ており、昭和の名女優と呼ばれている。[出典1]