2016年7月16日更新

やすかわゆか

安川結花

37歳

安川結花(やすかわゆか)は日本で活動する女優、プロレスラー。1986年11月13日生まれ。青森県三沢市出身である。本名は安川祐香。A型。

どんな人?

  • 安川結花は1986年11月13日、青森県に生まれる。血液型はA型、出身校は日本映画学校である。安川惡斗という名でプロレスラーとしても活躍していた。
  • 2015年2月22日、世IV虎との対戦で頬骨、鼻骨、左眼窩底骨折、両目網膜剥離振盪症などの大ケガを負う。この後、目の負傷が原因で現役を引退した。
  • 映画『DEATH NOTE-デスノート-』や『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』、舞台『偽伝、ジャンヌダルク』など多数の作品に出演している。

プロフィール

本名安川祐香
生年月日1986年11月13日(37歳)
身長 / 血液型163cm / A型
出身地青森県三沢市

生い立ち

安川結花は1986年11月13日、青森県に生まれる。
血液型はA型、出身校は日本映画学校である。[出典1]

芸能活動

安川結花は日本映画学校を卒業し、ニナガワスタジオを経てマリーステーションに所属。
2011年8月に女子プロレス団体スターダムに所属し、
リングネーム・安川惡斗(あくと)として2012年2月にデビューした。[出典1]

凄惨マッチ 綺麗な顔が見る影もなく

安川結花(リングネーム・安川惡斗)は、2015年2月22日、後楽園ホールでの女子プロレス団体「スターダム」主催興業のメーンイベントで、王者の世IV虎(よしこ)から顔面の形が変形してしまうほど一方的に殴り続けられ、病院送りにされた。[出典2]

安川はこの試合で、頬骨、鼻骨、左眼窩底骨折、両目網膜剥離振盪症などの大ケガを負った。
[出典3]

安川はヒール(悪役)だが美女レスラーとして知られ、病気やケガによる欠場も多いがタイトル戦など華やかな場所に立つことが多かった。

対戦相手の世IV虎は元ヤンキーで運動能力が高く、女子プロレスの将来を担うと期待されていた。2015年3月28日に公開されたドキュメンタリー映画『がむしゃら』のなかで、世IV虎は映画の主人公である安川について問われた際にはっきりと「キライです」と敵意を剥き出しにしていた。[出典2]

作家の柳澤健はこの試合について次のようにコメントしている。

全日本女子プロレスという亡霊がまだ生きていたのかと衝撃を受けました。
リング上でプロレスラーが見せているものは、演技であると同時に自分自身でもあります。なかでも女子レスラーは良くも悪くも、仕事と割り切れないところがある。プロレスラーとして演じるキャラクターにのめり込み、リアルな感情と一体になりやすいんです。[出典2]

一体化するほど魅力的なレスラーになりますが、同時に本来の自分を見失い、リング上のキャラクターから戻れなくなる怖い面も持っています。かつて全女はレスラーの感情のもつれ、嫉妬や憎しみを積極的に試合に反映させていました。女の子の感情を動かすことによって客を動かすという発想だったんです。[出典2]

こぶしで顔面を殴り続け、セコンドがタオルを投入れようやく試合が止まった。なぜ、それほど感情をたかぶらせてしまったのか。世渡り上手な選手ならば、周囲に配慮をする。世IV虎にしても、安川といい試合をしてスターダムを盛り上げる方が得をする。でも、二人ともつくられたショウを演じることはできなかった。[出典2]

安川の主張と世IV虎の処分

2015年2月22日の試合で病院送りにされた安川の対戦相手である世IV虎に批判の声が集まったが、安川は、

やめてくれ 私の見えないところで何がおきてるんだ。
私だけ被害者扱いするのはやめてくれ。私も悪いからやめてくれ。
私の目、見えるようになるから。いまボヤけてるだけなんだ失明してない。
だからやめてくれ私を被害者扱いしないでくれ。お願いだ、頼むお願いします。 [出典3]

とファンに訴えた。
その後、2015年2月25日、女子プロレス団体「スターダム」のロッシー小川代表は、安川に重傷を負わせた世Ⅳ虎に無期限出場停止処分を科したことを発表した。同時に、世Ⅳ虎はワールド・オブ・スターダム王座もはく奪された。[出典4]

世Ⅳ虎は会見で

けがをさせてしまった安川選手、選手のみなさん、プロレス界のみなさん、本当に申し訳ありませんでした。[出典4]

と謝罪した。

プロレス界からの引退

安川結花(リングネーム・安川惡斗)は、世IV虎との一戦で負った目の負傷が原因で、2015年12月23日の東京・後楽園ホール大会で現役を引退した。[出典5]

主な出演作品

▼映画

『デッド・プリズン』監督:竹洞哲也
『パートナーズ』監督:下村優
『ばかもの』監督:金子修介
『Happy Birthday』(準主演・少年、栞役):成田尚哉
『真・女立喰師列伝・歌謡の天使 クレープのマミ』監督:神谷誠
『赤い文化住宅の初子』監督:タナダユキ
『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』監督:松岡錠司
『DEATH NOTE-デスノート-』監督・金子修介
―など[出典1]

▼テレビ

『じしゃばん』(TBS系)
『シュワッと爽快バラエティー「○っと!」』(テレビ朝日系)
『魔境温泉~秘湯を探して『サンショウウオを殺す』』(フジテレビ系)
『ヒットメーカー阿久悠物語』(日本テレビ系)
『ただ一人”おい”と呼べる君へ~城山三郎亡き妻への遺稿~』(NHK)
『ウルトラセブンX』(TBS系)
『まる。』(TBS系)
―など[出典1]

▼舞台

『Gothic&Lolita Fantasia』(主役・ミー役)
『きら星の磁力〜リングは運命、レフェリーは天命〜』(紅緒役)
『レスラーガールズ』(剣道よしみ役)
『幸せの歌をうたう犬ども』(綿谷りな役)
『11月戦争とその後の6ヵ月』(ヒロイン・マコ役)
『溺れる家族』(主演・望月美和役)
『偽伝、ジャンヌダルク』(主演・ジャンヌダルク役)
『今日も、ふつう。』(主演・澄川紅緒役)
『ルドンの黙示』(ヒロイン・族長マレア役)
『ゴールデンウィークにお芝居を』(安川結花役)
『スノー・グレーズ』(ヒロイン・鎖雪役)
『君といた夏』(独り芝居・恋する少女役)
『1999.9年の夏休み』(カオル・ユウ役)
『偽伝、樋口一葉』(樋口一葉の妹邦子役)
『錆びた少女』(主人公の母メイ役)
『アブレボ~僕たちの純愛革命』(カノン役)
―など[出典1]

私生活

出典

  1. 『安川 結花(安川 惡斗-あくと-)のプロフィール』(Ameba)
  2. 『顔面崩壊の女子プロ凄惨マッチ なぜ「制御不能」に陥ったか』(NEWSポストセブン)
  3. 『 安川悪斗「被害者扱いやめてくれ。私も悪いんだ。失明もしていない」』(J-CASTテレビウォッチ)
  4. 『女子プロ「スターダム」世Ⅳ虎に無期限の出場停止処分』(J-CASTニュース)
  5. 『 “凄惨マッチ”の安川惡斗が引退 12・23ラストマッチ』(東スポWeb)

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