2021年9月17日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 富田望生(とみたみう)は、日本で活動する役者。福島県出身の2000年2月25日生まれ。ジャパン・ミュージックエンターテインメント所属。
- 東日本大震災をきっかけに、母の仕事の都合で東京へ引っ越した。東京でも何か打ち込めることをと思い、タレント募集に応募。
- エキストラとしての活動を経て、2015年公開の映画『ソロモンの偽証』に出演。体重を15kg増やして演じた浅井松子は話題となった。
- 多数の作品で印象的な役柄を演じており、「名バイプレーヤー」と称されている。
- 平日お昼に放送されている情報番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ)に、2020年4月2日から木曜レギュラーとして参加している。
▼富田望生
生い立ち
富田望生は、福島県出身の2000年2月25日生まれ。現在年齢は24歳。身長152cm。ジャパン・ミュージックエンターテインメント所属。[出典1]
大好きだったことを残し、東京へ
富田望生は、小学校3年生の頃からピアノを習い始めた。
ピアノが大好きであり、ピアノを教わっていた先生のことも大好きで尊敬していたという。そのため、先生が通っていた高校や大学にも興味を持つようになり、将来の夢が自然とピアノの先生になっていったそう。
しかし、富田が小学校6年生になる直前に東日本大震災が発生。震災が原因となり、母の仕事先が東京になってしまったため、東京への移住を余儀なくされた。
大好きだったピアノや先生、友人たちと離れ離れになってしまうことにショックを受けた冨田。東京へ向かう新幹線の中で「東京へは行きたくない。今からでも福島へ帰ろう」と母に告げ、困らせたという。
東京で生活を送るようになっても、日常生活のあらゆることがしっくり来なかったという冨田。
ピアノのレッスンも再開したものの、尊敬していた先生に習うことができないというショックから、すぐに辞めてしまったという。[出典2]
何もしていないという思いからたまたま見つけたオーディション
東京へ出て来た冨田望生は、何もしない日々が続いていたそう。
そんな日々に、「自分は今何もしていない」と思った富田は、現状を変えようという動機から、たまたまインターネットで見つけたタレント募集に応募。
合格後すぐに仕事があったわけではないというが、週に1度レッスンに通うというルーティンができたことが心強かったという。[出典2]
女手一つで育ててくれた母
冨田望生の父は、冨田が生まれる5ヶ月前に死去。その後父の月命日に父そっくりの冨田が生まれた。その後母と2人で頑張ってきたという。
また、情報番組『ヒルナンデス!』(日本テレビ)の1月13日・成人の日放送回に出演した冨田。冨田自身も成人世代だったため、振袖姿で出演した。
さらに、番組では成人の日を迎えた冨田に向け、母から送られた手紙が読まれ、「生まれて来てくれて嬉しかったこと」などが語られている。[出典3]
芸能活動
元々役者になりたいという思いはなかった
富田望生はタレント応募に合格後、テアトルアカデミーに所属。多数のエキストラを経験している。
また、役者になりたいと強く思っていたわけではなく、バラエティ出演でも歌でもなんでもするという意識でいたという。[出典4][出典5]
映画『ソロモンの偽証』出演で注目集める
富田望生は、2015年公開の映画『ソロモンの偽証』に出演。
本作は日本映画史上最大規模でオーディションが行われ、出演が決まった役者は大きな注目を集めた。
浅井松子役でオーディションに呼ばれた富田は、松子役合格後、より役に近づけるよう体重を15kg増やして撮影に臨んでいる。
2000年2月25日生まれ、福島県出身の女優。主な出演作は、NHK『連続テレビ小説「ブギウギ」』、日本テレビ『コタツがない家』『18/40〜ふたりなら夢も恋も~』など他多数。趣味・特技は、ピアノ、ドラム、クラリネット、パーカッション、歌、ダンス。
出典:タレントデータバンク