2016年6月8日更新
どんな人?
- 小林顕作の父親は童謡の作詞家・小林幹治。自身は日本大学藝術学部を卒業した。
- 1996年のダンス・カンパニー「コンドルズ」旗揚げからのメンバー。コントの脚本は全て担当している。
- NHK教育テレビの子供番組『みいつけた!』の「オフロスキー」役が好評で注目を集めている。
生い立ち
幼少時代のエピソード
4人兄弟の末っ子。団地の横の芝生で野球をするなど外でよく走り回っていた。また、野球選手の王貞治がオルガンを弾けると知り、自身もホームランを打てるかもしれないとピアノを習っていた。結局ホームランは打てなかったが、身に付けた音感は仕事で役立っているとしている。[出典1]
小学生時代のエピソード
整列や机に座り勉強することが嫌いで小学校はつまらない場所だったが、5・6年生の際の担任の福田先生が学校は楽しい所だと思わせてくれたと話す。
また先生のことを、
背が高く、髪の毛がもじゃもじゃで外見も先生っぽくないけれど、中身もまるで友達みたいな人でした。サッカーに鬼ごっこにと、よく一緒に遊んでくれました。
他の先生とは全然違いました。例えば困りごとがあった時。他の先生は、友達のように振る舞っていてもやはり先生。大人目線で用意した解決策に導こうとするんです。でも福田先生は、子どもと一緒になって困っていたんですよ。
と語り、
先生はいつも、子どもの世界を大切にしてくれたのです。
と振り返っている。[出典2]
オーディション
20代の頃にオーディションに落ち続けた。あるオーディションでは最終選考の二人まで残ったが、最終的に落とされ相手よ自分は劣っていたと感じた。後に一番つらかったことと話している。以来オーディションを受けなくなった。[出典3]
芸能活動
芸歴
大学在学中から舞台に出演。2009年からは、幼児向け番組『みいつけた!』(NHK)でオフロスキーを演じて話題となる。現在は演劇ユニット「宇宙(レ)コード」を主宰。また羊という名のフォークデュオを結成し、ライブも定期的に開催。作詞・作曲活動に加え、テレビやCMの出演など活動は多岐にわたる。ジャニーズの舞台や劇団EXILEを始め客演も多い。絵本の読み聞かせ公演なども積極的に行っている。[出典1][出典2][出典4][出典6]
コンドルズ
学ラン姿でダンスや生演奏、人形劇、映像、コントを展開する男性ダンスユニット「コンドルズ」の旗揚げからのメンバーであり、コント部門の脚本を担当。近藤良平が主宰し、世界20ヶ国以上で公演している。[出典5][出典6]
『みいつけた!』に出演
2009年から幼児向け番組『みいつけた!』(NHK)に出演。オフロスキーを演じている。番組の「おふろがスキー」や「オフロスキーのかぞえうた」などの作詞や作曲、歌唱は全て小林が行っている。[出典6]
NHK大河ドラマに出演
大河ドラマ『真田丸』(NHK)に出演、宇喜多秀家の重臣でキリシタン武将の明石全登を演じる。[出典7]
絵本の読み聞かせ
絵本の読み聞かせ講演をたびたび行っているが、子どもにわかりやすいようにペースを遅くしたり、やさしい口調にしたりする気配りはしないスタイルをとる。
その理由を
自分なりに楽しむのが一番。自分が楽しんでないと、子どもにもバレちゃいますからね。
と話している。[出典8]
私生活
家族
父親は『みんなのうた』の起ち上げに関わった人物である。子供は娘と息子の二人。[出典1]
子育て
作・演出・出演する「宇宙レコード」で作り出すキャラクターは、綿密な計算なのか天性のものなのか判らないのが魅力。客演する舞台もストレートプレイからモダンダンスまでと幅広く、まさに「マルチ」といった言葉がぴったりの俳優。それ以外にも、フォークデュオとしての音楽活動や、TV・ラジオの番組出演、CMナレーションの仕事も数多い。MTV『99%MTV』では「宇宙レコード」としてコーナーVJを担当。
出典:タレントデータバンク