どんな人?
- 愛奏は、女優。もともとは「薫桜子」名義でアダルトビデオに出演していた。
- 近年は成人映画を中心に活躍し、2008年、「第20回ピンク大賞」の女優賞を受賞。一時はピンク映画から卒業したが、2010年公開の映画『ナース夏子の熱い夏』で復帰を果たした。
- お笑い芸人・ラサール石井の命名により芸名を「薫桜子」から「愛奏」に改名している。
芸能活動
女優として
女優へと転身して以降は、2010年に放送されたテレビドラマ『もやしもん』(フジテレビ系)、映画では『今日子と修一の場合』(2013年)、『さよなら歌舞伎町』(2015年)などに出演した。[出典1]
▼ 愛奏が出演した映画『今日子と修一の場合』の予告
また愛奏はDVDシネマにも数多く出演しており、2011年には『リベンジ』や『ウーマンハンティング 美女刈り』、翌年には『凶とよばれた極道』、『デッドプリズン』に出演。
2014年には『嘆きの天使』に出演している。[出典2]
監督からの評価
吉行由実監督作品『ノワイエ』に出演した愛奏。
公開当時、インタビューに応じた監督は、愛奏について以下のように語っている。
林由美香の遺作になった『ミスピーチ』で彼女のライバル役でデビューしたのが薫さん(愛奏)。
体当たりのコメディ演技が面白かったので、その後の2本もコミカルな役をやってもらいました。
でもコメディってエロ度がどうしても下がっちゃうんですね。
もうドタバタしないでしっとりした女性を演じさせるようにと、これも会社からのミッションです(笑)。
で、今回の役は頭デッカチの文芸系編集者。
文学への理解力は深いのに性に関する表現になると経験不足でいまいち捉えきれない。
憧れの作家に出会い、その作品への理解を深めるつもりで性的快楽に嵌ってゆく。
その変化を、とても表情豊かに演じてくれましたね。
ピンクの場合、衣装が本人の自前が多いんですが、うちの組は私が個人的に持っている衣装などもよく使います。
いろいろ試着してもらってスタイリストさんの真似事みたいなことを自分でやっちゃうんですけど、結構楽しいです。
今回はメガネのあまり垢抜けない女の子から始まり、快楽を覚えるにしたがってボディラインを際立たせるような大人っぽい雰囲気にしてみました。[出典3]
女優賞受賞
愛奏は「第20回ピンク映画大賞」にて女優賞を受賞し、その後はピンク映画から卒業した[出典4]が、2010年には『ナース夏子の熱い夏』で復帰を果たしている。
愛奏は自身のブログ内で女優賞受賞についての所感を綴っている。
この私が、女優だなんて言ってもらえるなんて。
皆様あっての事です。
観客の皆様、薫(愛奏)にやらせてやろう!と思って下さる作り手の皆様が居てくれなかったら、私は女優でもなんでもありませんもの。
さくら(愛奏)にとって、女優さんは夢だし、夢の存在です。
有り難い、とはこういうとか!と噛み締めさせていただきました。
(薫桜子のクンクン白書 2008年4月30日の投稿 『4.30』より)
新芸名はラサール命名
愛奏はもともと「薫桜子」名義で芸能活動を行っていたが、後にお笑い芸人・ラサール石井に命名され、現在は「愛奏」を名乗っている。[出典5]