2016年8月3日更新
どんな人?
- 新鍋理沙は、久光製薬スプリングスに所属するバレーボール選手。ポジションはウィングスパイカーである。
- サーブレシーブ力と勝負強い攻撃を買われ、ロンドン五輪では代表選手に選出。五輪の後半はライトで先発出場し、日本女子バレー28年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得に貢献した。
- 2016年3月12日、女子バレーボールプレミアムリーグの決勝が開催され、久光製薬が日立に3-1で逆転勝利。2季ぶり5度目の優勝を飾った。
選手活動
戦歴
小学1年生でバレーボールをはじめる。ポジションはウィングスパイカー。
鹿屋中央高校時代には、2006年にインターハイで優勝を遂げた。
2009年、久光製薬スプリングスに入団。
2011年には全日本代表に登録され、ワールドカップに出場した。[出典1]
身長173センチと上背こそないが、サーブレシーブ力と勝負強い攻撃を買われ、ロンドン五輪では代表選手に選出。五輪の後半はライトで先発出場し[出典2]、日本女子バレー28年ぶりのメダルとなる銅メダルを獲得に貢献した。[出典1]
受賞歴
新鍋は、プレミアリーグ2013・2014年のMVP、2014・2015年のサーブレシーブ賞を受賞している。[出典1]
また、2014年にはバレーボールのプレミアリーグでシーズンを通して活躍した選手を表彰する「Vリーグアワード」において、優勝に最も貢献した選手に贈られる最高殊勲選手賞を初受賞。
スパイクに加え、正確なサーブレシーブでも大きく貢献した新鍋は、
びっくりした。チームみんなの力で取れた賞
と喜んだ。[出典3]
久光製薬2季ぶりの優勝
2016年3月12日、女子バレーボールプレミアムリーグの決勝が開催され、久光製薬が日立に3-1で逆転勝利。2季ぶり5度目の優勝を飾った。
新鍋は同試合で大いに優勝に貢献。
第1セットは日立に奪われるも、第2セットから「今日は珍しく見えた」と相手ブロッカーの動きを読み、その間を抜いたり、ブロックアウトにしたりとサイドからアタックを次々と決め、嫌なムードを断ち切った。
第4セット、最後のアタックも新鍋だった。勝利が決まると両手で顔を覆い泣き、
ファイナル6までスパイクも決まらないし、レシーブも取れない。
チームに迷惑をかけてしまった。でも迷っている暇はない、と。今日は迷わずいった結果です
と話した。[出典4]また、別のインタビューでは
(決勝は)試合が始まった瞬間からすごく楽しんでできていたから、最後のセットの終盤のあたりは、“早く点数取りたいけど、この楽しい時間がもう終わっちゃうんだ……”っていう感じで。
苦しかったことも含めていろんな思いがいろいろあって……終わってほしくなかった
と語っている。[出典5]
性格
勝負強い
新鍋と同じく、久光製薬に所属し活躍する岩坂名奈は、新鍋の性格について以下のように話している。
リサは、あ、プレーのことになっちゃうんですけど、ほんと勝負強い。
セッターが必死で上げたトスでも、そこに打てるんだ、すごーい、みたいな。[出典5]