2017年11月1日更新
どんな人?
- 舞台俳優としての活動をスタートさせ、その後はナレーターの仕事が増えたことから声優としての活動が広がっていく。
- 主な持ち役は、サム・ワーシントンやウェントワース・ミラー、パク・シニャン、リーヴ・シュレイバー、マイケル・スコフィールドである。
- 2012年、ファミ通アワード男性キャラクターボイス賞を受賞した。
生い立ち
家族は書道関係者
父は書家・東地滄厓で、母と姉は書道講師をしている。
東地は父の「昼に起き、夜は麻雀、演歌を聴きながら字を書く」生活に憧れていたため、役者になっていなかったら書道家になっていたと明かしている。[出典1]
芸能活動
デビュー当時は舞台俳優だった
日本大学芸術学部演劇学科卒業後は舞台俳優としての活動が中心で、声優としてのデビュー当時はナレーションを担当することが多かった。
洋画俳優の吹き替えを行う
初めての外画吹き替えは、『アンナ・マデリーナ』主演の金城武。
本格的に声優業に関わり始めたきっかけは、『メン・イン・ブラック』の「金曜ロードショー」放送版だった。
ウィル・スミスのファンだった東地はウィル役オーディションに参加し、見事合格。
以降、洋画の吹き替えを中心とした活動を行い、サム・ワーシントンやウェントワース・ミラー、パク・シニャン、リーヴ・シュレイバーなどを持ち役とする。
『プリズン・ブレイク』のマイケル・スコフィールド役を担当すると、一気に知名度を上げることとなった。
声優としてゲームにも参加
東地はトライエース作品の大半に参加しているほか、『アンチャーテッドシリーズ』の日本語版では、主人公のネイサン・ドレイクの吹き替えを一貫して担当している。
また、『バイオハザードシリーズ』のメインキャラクターの一人クリス・レッドフィールドの吹き替えも一貫して担当している。
レベルファイブ関連作品にも多く出演し、同社の日野晃博から「皆勤賞です」とのコメントを受けた。[出典2]
2012年にはファミ通アワード男性キャラクターボイス賞を受賞している。[出典3]
アニメでも活躍
東地は声優として、アニメにも多数出演している。
アニメ主役としての出演歴は以下
・2004年『ジパング』(草加拓海)、『焼きたて!!ジャぱん』(松代健、ナレーション)
・2005年『トリニティ・ブラッド(アベル・ナイトロード
・2006年『D.Gray-man』(クロス・マリアン)、『.hack//Roots(』オーヴァン)
・2007年『機動戦士ガンダム00 ファーストシーズン』(ラッセ・アイオン、サーシェスの部下)
・2008年『機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン』(ラッセ・アイオン)、『今日からマ王! 第3シリーズ』(ベリエス)、『黒執事』(バルドロイ)
・2009年『NEEDLESS(アダム・アークライト)』
・2010年『黒執事II』(バルドロイ)、『心霊探偵 八雲』(後藤和利)
・2011年『機動戦士ガンダムAGE』(グルーデック・エイノア)、『ダンボール戦機』(檜山蓮 / レックス)
・2014年『ウィザード・バリスターズ 弁魔士セシル』(蜂谷ミツヒサ)、『黒執事 Book of Circus』(バルドロイ)
・2016年『マギ シンドバッドの冒険』(バアル)
出演
テレビ番組
映画
舞台
出典
- 2005年4月28日放送『東地宏樹と中井和哉のトリブラッジオ!!』
- 『豪華声優陣が裏話を語った「ダンボール戦機 ブースト」レポート。東地さんはレベルファイブ作品皆勤賞。シリーズのさらなる展開も明言された』(ダンボール戦機 ブースト)
- 『ファミ通アワード2011、大賞は『モンスターハンター3(トライ)G』!』(ファミ通.com)