2016年8月2日更新
どんな人?
- 松原健は、アルビレックス新潟に所属するサッカー選手。2014年に大分トリニータから期限付きでアルビレックスに移籍していたが、2015年に完全移籍した。
- ポジションはディフェンダー。2014年8月にフル代表に初選出。キリンチャレンジカップ2014では日本代表メンバーに選出された。
- 2015年4月に右ひざの半月板損傷という怪我を負い、手術を余儀なくされた。全治に5カ月を要した大怪我だった。
選手活動
期限付き移籍
松原は、小学生時代は「四日市南SSC」、中学生時代は「 FC中津2002」、高校生時代は「大分トリニータU-18」に在籍。
2010年に2種登録で大分からデビュー。2011年からトップチームに昇格すると、2014年から期限付きで「アルビレックス新潟」に移籍した。
ポジションはディフェンダー。同ポジションに同年代のライバルがいたが、移籍に迷いはなかったという。
ユースから育った大分には、6年間お世話になりました。
ただ、地元ということもあり、自分の中でも多少甘えている部分があると感じていましたし、今まで大分でやってきたことが、外に出てどれだけ通用するかというのも試したかった。
だから新潟から話を頂いたときに、移籍を決意しました
と松原は明かす。
また、U-21日本代表に選出されなかったものの、2014年8月にフル代表に初選出されて貴重な経験を積んだ。
一報を聞かされたときは本当にビックリしましたし、喜びと緊張と、いろいろなものが交わった感じでした
と当時の率直な意見を話している。[出典1]
アルビレックス新潟に完全移籍
アルビレックス新潟は2015年1月5日、大分トリニータから期限付き移籍で加入していた松原が、完全移籍に移行したことを発表した。
完全移籍移行に際し松原は、クラブを通じて以下のようにコメントしている。
このたび大分トリニータから完全移籍することになりました。
今年もアルビレックス新潟でプレーできることをとても嬉しく思います。
昨年達成できなかったACL出場を今年こそは達成できるように、チーム一丸となってがんばっていきたいと思います。
また、移籍元の大分に対しても、クラブを通じて以下のようにコメントしている。
この度アルビレックス新潟に完全移籍することになりました。
大分で培ったものを新潟で発揮出来るように頑張りたいと思います。
今まで応援してくださったファン、サポーターの皆さん本当にありがとうございました!
そして引き続き応援をよろしくお願いします![出典2]
日本代表メンバーに選出
2014年キリンチャレンジカップ日本代表メンバーに松原は選出され、喜びのコメントをした。
日本代表に選出されて驚きの一言です。選出されたことを光栄に思いますし、これに満足せずもっと上を目指して日本代表で刺激を受け、チームに持ち帰れるようにがんばってきます[出典3]
大怪我からの復帰
順風満帆に成績を残していった松原だったが、2015年4月に右ひざの半月板損傷という大怪我を負い、手術を余儀なくされた。そのため同年はリーグ戦に1試合も出場していない。
全治に5カ月を要した長期離脱は人生初だったが、リハビリ期間は筋力アップに取り組むなど前向きに復帰を目指していた。
結果、2015年11月の神奈川合宿で手倉森ジャパンに復帰。
リオ五輪最終予選ではメンバー入りを果たしており、今後の巻き返しに期待されている。[出典4]