2017年9月6日更新
どんな人?
- 橘大五郎は大分県出身の俳優、タレント。本名は諌山大輔。家系がみな役者ということもあり、わずか2歳半で初めて舞台に立ち、6歳から日本舞踊を習いはじめた。
- 2002年、若座長に就任。翌年の2003年には、北野武監督に見初められ『座頭市』で映画デビューを果たした。同作で共演した早乙女太一とはプライベートでも仲が良い。
- 2004年に第13回東京スポーツ大賞エンターテイメント部門「日本芸能大賞」を受賞した。
芸能活動
2歳半で舞台デビュー
家系がみな役者ということもあり、初めて舞台に立ったのはわずか2歳半。[出典1]
6歳から日本舞踊を習いはじめた。[出典2]
若座長就任
2002年東京公演で若座長を襲名。
13歳の頃から自分が劇団を背負っていく存在だったという。橘は、
浅草に大勝館っていう劇場が出来て、そこに出演することになったんです。
浅草といえば大衆演劇のメッカなんで、そこの舞台に立てるということで喜んでいたんですが……それが始まる前日に現・総座長の橘菊太郎から「お前、明日から若座長な」っていきなり言われて「えっ!」となりましたね[出典1]
と当時を振り返っている。[出典1]
北野武監督の『座頭市』へ出演
2003年には、北野武監督に見初められ『座頭市』で映画デビューを果たした。[出典2]
橘は映画出演を通して次のように語っている。
仕事への感覚が変わりました。
俳優さんたちがシーンごとに切り替えて演技する集中力を見て、映画のすごさもわかったし、逆に僕たちがやってきた大衆演劇のすごさも改めてわかりましたし。
いろんなことがプラスになりましたね
また、2004年に第13回東京スポーツ大賞エンターテイメント部門「日本芸能大賞」を受賞した。[出典3]
写真集
橘はこれまでに3冊の写真集を出版している。
- 『橘大五郎写真集IRO』
『座頭市』で鮮烈なスクリーンデビューを飾り、話題になった大五郎大衆演劇という枠に収まらない橘の魅力と凝りに凝った演出で、約100カット収録。橘を知らない人も知っている人も楽しめる1冊に仕上げた。
- 『橘大五郎写真集BLOOM』
20歳記念に出版した本作では、浅草、神戸、博多、大分、熊本でのロケを敢行し、撮影秘話も満載に掲載。
- 『橘大五郎DAIGORO』
橘の幼少時代の愛らしい写真、こだわりの衣装コレクションや、『座頭市』撮影秘話などを掲載している。[出典3]
今後の目標
橘は今後の目標について、
超える……っていうのは本当に難しいけど、目標はやっぱり菊太郎を超えることです。お客さんからいつまでも「大ちゃん」と可愛がってもらえるような役者になっていつかは「総座長、たまには楽してくださいよ」って言いたいですね
と語っている。[出典1]
私生活
趣味
趣味はタップダンス、映画、舞台鑑賞。[出典4]
交友関係
『座頭市』で共演した早乙女太一とは親交が深い。
その前からもいろんな劇団から子役が集まる”子役大会”とかで知ってはいたんですけどね。
一緒にお芝居もやってたんだけど、五つも離れると子供同士なんで話することがなかったんですよ。
それが映画の撮影で話しているうちに仲良くなって、弟みたいにかわいく思えてきちゃったんですね。僕、弟がいないんで。
それからも兄弟みたいな付き合いをさせてもらっているけど、太一君との縁は『座頭市』がきっかけでしたね
と橘は早乙女と仲良くなったきっかけを話す。[出典1]