どんな人?
- 渡辺哲は俳優。1975年、劇団「シェイクスピア・シアター」を旗揚げ。佐野史郎や田代隆秀もメンバーである。
- 1985年、黒澤明監督の映画『乱』で映画デビュー。1991年、オーストラリアの映画『アンボンで何が裁かれたか』がきっかけでブレークする。
- プロレスラーのアントーニオ本多、俳優の本多英一朗は双子の息子である。
芸能活動
舞台でも活躍
2016年10月29日から東京・池袋の東京芸術劇場プレイハウスで上演予定の舞台『かもめ』に渡辺哲が出演する。
同作品はロシアの劇作家アントン・チェーホフの戯曲で、大女優アルカージナが所有する田舎の別荘を舞台に、劇作家志望の息子トレープレフ、その恋人で女優志望のニーナ、別荘管理人の娘でトレープレフに想いを寄せるマーシャ、マーシャを慕う教員のメドヴェジェンコ、アルカージナと共に別荘に来た若い恋人で作家のトリゴーリンらが織り成す人間模様を描いた大作である。
渡辺哲の他にキャストには、主役ニーナ役の満島ひかり、トリゴーリン役の田中圭、トレープレフ役の坂口健太郎、メドヴェジェンコ役の渡辺大知(黒猫チェルシー)をはじめ、あめくみちこ、山路和弘、小林勝也、中嶋朋子、佐藤オリエら豪華俳優陣が名を連ねている。
演出を手掛けるのは熊林弘高であり、多くのファンから注目を集めている。[出典1]
園子温作品に多く出演
俳優として活躍する渡辺哲は、園子温監督作品に数多く出演している。
これまで2011年公開の『冷たい熱帯魚』、2012年公開の『ヒミズ』、2013年公開の『地獄でなぜ悪い』と3年連続で出演し、味のある演技力で多くの人気を集めている。
特に『ヒミズ』は園子温監督が、初めて自身のオリジナルではない原作モノの映画化に挑む作品とあって多くの注目を集めており、渡辺哲と共演した俳優・吹越満は、
園さん初の“原作あり”ということですが、これがまたなんと、オリジナルではないかと思えるほどぴったりな世界観。園子温が園子温の映画を撮っていたとしか言い様がないのです。また、これはいつも感じることですが、“園子温の撮影現場”というライブを観ているようでした[出典2]
と撮影を振り返るほど、超大作となっている。[出典2]
▼『冷たい熱帯魚』の予告編がこちら
▼『ヒミズ』の予告編がこちら
▼『地獄でなぜ悪い』の予告編がこちら
「Netflix」オリジナルドラマ『火花』にも出演
2016年に放送される「Netflix」オリジナルドラマ『火花』に、渡辺哲が出演する。
同ドラマはお笑いコンビ・ピースの又吉直樹著の第153回芥川龍之介賞受賞作『火花』を原作にした作品で渡辺哲の他にも主人公・徳永太歩役に林遣都、渡辺大知、山本浩司、宮崎吐夢、徳永えり、徳井優、嶋田久作、今井華、島袋聖南、福田転球、忍成修吾、村杉蝉之介、武田梨奈、温水洋一、高橋メアリージュン、今田耕司ら豪華キャスト陣が出演する。
また、お笑い芸人の又吉直樹が書き上げた作品とあって今田耕司をはじめレイザーラモン、千鳥、向井慧(パンサー)、サルゴリラなど多くの芸人も登場し、本物の芸人たちが、笑いの世界で苦悩・葛藤する姿を描くドラマを盛り上げていく。
総監督は映画『余命1ヶ月の花嫁』や『ストロボ・エッジ』で有名な廣木隆一が務め、白石和彌氏、沖田修一氏、久万真路氏、毛利安孝氏の4人が監督を務める。[出典3]
出演
映画
- シン・ゴジラ (東宝)
- ヒミズ (ギャガ)
- 地獄でなぜ悪い WHY DON’T YOU PLAY IN HELL?
- RANMARU 神の舌を持つ男 鬼灯デスロード編
- ソナチネ
- インスタント沼
- もののけ姫
- 幼獣マメシバ
- TAKESHIS’
- 志乃ちゃんは自分の名前が言えない
- ダイヤモンド
- 青の炎
- 泣き虫しょったんの奇跡
- 終わった人
- 嗚呼!花の応援団
- 極道大戦争
- イイネ!イイネ!イイネ!
- お姉チャンバラ THE MOVIE
- 監督・ばんざい!
- HANA-BI
- あの夏、いちばん静かな海。
- 弾丸ランナー
テレビ番組
- 早海さんと呼ばれる日 (フジテレビ)
- 英二
- やけに弁の立つ弁護士が学校でほえる
- 天才を育てた女房
- 戦国鍋TV 〜なんとなく歴史が学べる映像〜
- 事件救命医~I MATの奇跡~
- 女の一代記シリーズ 越路吹雪の生涯
- もう一度君に、プロポーズ
- ハチワンダイバー
- ドリーム☆アゲイン
- 同期
- まかない荘
- 雲霧仁左衛門5
- 世にも奇妙な物語 第2シリーズ
- 世にも奇妙な物語 秋の特別編(1990年)