2017年6月8日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 緑魔子は「伝説の女優」と評されることもある女優で、過去に多数の映画に出演していた。それらの作品は、現在でも映画館で上映されることがある。
- 1964年公開の『二匹の牝犬』で映画初出演を果たす。同作品は、近年も映画館で上映されている。
- 1979年に俳優・石橋蓮司と結婚したものの、1987年から現在に至るまで別居している。
芸能活動
緑魔子は「伝説の女優」と評されることもある女優である。[出典1]
2003年に東京都杉並区の映画館・ラピュタ阿佐ヶ谷で開催された『緑魔子伝説 大輪の見目麗しき悪の華』では、緑魔子を
いわゆる「清純派」ではない。
か細い肢体に、大粒の瞳。
舌足らずなベイビーヴォイス。
孤高の華、今宵銀幕に咲き誇る。
彼女の狂気にも似た演技に、
我々がみる真実とは–。
と紹介している。[出典2]
1964年公開の『二匹の牝犬』で映画初出演
緑魔子は1964年公開の映画『二匹の牝犬』で映画初出演を果たした。[出典3]
この作品で緑魔子は、ヒロイン・並木朝子の妹である並木夏子を演じている。[出典3]
多数の映画に出演し、現在も上映されることも
緑魔子は『二匹の牝犬』の他、多数の作品に出演している。現在も映画館で上映される代表的な作品として
- 『日本ゲリラ時代』
- 『大悪党』
- 『盲獣』
- 『銭ゲバ』
- 『ぼくは天使ぢゃないよ』
- 『日本人のへそ』
が挙げられる。[出典2][出典4]映画では、緑魔子は妖しい女性の役を演じることが多いようだ。[出典2][出典4]
トークショーに登壇
2009年に東京都渋谷区の映画館・シネマヴェーラ渋谷や、2013年にラピュタ阿佐ヶ谷で開かれたトークイベントに緑魔子は登壇している。[出典1][出典4]
私生活
俳優・石橋蓮司との別居生活
緑魔子と石橋蓮司は1970年代に同居を始め、1人娘をもうけた。その娘が小学校に入学した1979年に婚姻届を提出し、婚姻関係となる。[出典5]
その後、1987年から別居状態が続いているとのこと。[出典5]
2012年に夫・石橋蓮司と30代女性との半同居状態が報じられた際、石橋蓮司は[出典5]
20年以上別居していて、そこで何か大きな問題があったわけもないし、子供や孫もいるしね。あいつは、ある意味では同志であり、ある意味では一緒に闘ってきた人間なんだよ。それを何で切るんだよ
とコメントし、緑魔子との離婚は否定している。[出典5]
出演
映画
出典
- 『特集上映『緑魔子伝説』』(INTRO)
- 『緑魔子伝説』(ラピュタ阿佐ヶ谷)
- 『二匹の牝犬 : 作品情報』(映画.com)
- 『La PASSIONE 増村保造×白坂依志夫の仕事』(ラピュタ阿佐ケ谷)
- 『石橋蓮司、美女と半同棲も妻との離婚否定 - 芸能ニュース』(nikkansports.com)
1964年東映映画『二匹の牝犬』で、衝撃的デビューを飾る。 同年『牝』でブルーリボン賞新人賞を受賞。悪女、非行少女、家出少女などを演じて、強烈なイメージをスクリーンに焼き付けた。1969年自由劇場の『おんなごろしあぶらの地獄』で、初めて舞台を踏む。1976年石橋蓮司らと共に劇団第七病棟を創立。1985年の第七病棟公演『ビニールの城』で紀伊國屋演劇賞・個人賞及び、ゴールデンアロー賞・演劇賞受賞。2012年『軽蔑』の演技と長年の功績に対して、第21回日本映画プロフェッショナル大賞功労賞受賞。
出典:タレントデータバンク