2019年11月29日更新
どんな人?
- イッセー尾形は1981年「お笑いスター誕生」でさまざまな職業の人物を演じ、8週勝ち抜き金賞を受賞。
- NY、ベルリン、ミュンヘン他、海外でも多数の公演を行っている。
- 一人芝居の第一人者として知られており、二人芝居なども合わせ、出演する舞台作品は年間に100本以上である。
芸能活動
芸歴
1981年のお笑いスター誕生でさまざまな職業の人物を演じ、8週勝ち抜き金賞を受賞した。ニューヨークやベルリン、ミュンヘンの他、海外でも多数の公演を行っている。一人芝居の第一人者として知られ、二人芝居なども合わせ、出演する舞台作品は年間に100本以上である。[出典1]
『先生と迷い猫』で9年ぶりの主演
2015年10月10日公開の深川栄洋監督の映画『先生と迷い猫』で9年ぶりに主演を務めた。尾形は定年退職した偏屈な校長先生の森衣役。森衣は家に上がり込む猫をうとましく思っていたが、その猫が突然姿を消したため探し始める。
深川監督とコンビを組むのは『60歳のラブレター』に続いて2度目で、尾形は「深川監督ともう一度、じっくりやりたかった。予想以上に楽しい撮影でした」と語っている。[出典2]
63歳でミュージカル初挑戦
2015年にミュージカル『DNA-SHARAKU』に出演した。63歳にして初めてのミュージカルへの挑戦であった。
尾形は「めくるめく世界。もう、楽しい。自分のことはさておいて、みんなすばらしい声の持ち主」と笑顔を見せつつ、自身の歌の話になると「聞かないでくれ」と苦笑していた。
「自信とかそういう話ではない。歌いたいから歌う」という尾形だが、ミュージカルにつきもののダンスについては「踊りというところまでいかない。手と足が動くくらい」と、また苦笑。劇中で歌う楽曲に苦戦していることを明かし、「あと1音上げればいいけれど、まだまだ手強い」と話していた。
また同作には、同じくミュージカル初挑戦の歌手のナオト・インティライミも出演している。[出典3]
▼ミュージカル『DNA-SHARAKU』公開稽古の様子
私生活
東日本大震災による心境の変化
一人芝居の第一人者として知られるイッセー尾形だが、本人にとって東日本大震災は大きな心境変化が起きたものだったといい、
「今回は、『あ、一人芝居だっていってやっているけど、劇場があるからやれるんだなあ』っていうのを再認識しましたね」
「(震災で中止になったものもあるが)だからこそ、今決まっている芝居については、今まで以上に襟を正して臨まないと」
と心境を語っている。
また、二人芝居と同時期に上演される一人芝居の演目は、YouTubeに掲載している中で特に人気の高いネタを中心に選ばれていたといい、
「スタッフがね、『この時期だからこそイッセーさんを見たい人がいるんです』って言うんだよ」と選ばれたネタには、パワフルなものからヘンチクリンなものまで、バラエティーに富んでおり、イッセーは「意外にこの震災後に選んだその理由っていうのはわからなくもないんです。それらをまとめて、生でやるっていうのも大事なことだし、やりたくなったんですね」
と自身もファンの反応から刺激を受けたことを明かした。[出典1]
コロッケそばが好き
以前からそばが好きであったが、高校生の時に空腹に耐えかね、小田急線相模大野の駅で立ち食いの箱根そばを食べて以来、「今でも猛然と食べたくなる」ほどのそば好きになったと明かしている。
特にコロッケそばが大好きという。
邪道らしいけど、コロッケそばが好きなんです。ああ、コロッケは必ず2個ね。最初、まだつゆが染み込まないうちに1個食べて、しばらくしてつゆが染み込んでぐじゅぐじゅにくずれたところをジュルっと吸い込む。[出典4]
性格
役作りについて、
この人物はこうだからこう演じるとか、そんなに決めてかからないで、淡くにじみ出るものをすくい取ればいいんじゃないか
と話している。[出典5]
SNSやブログでの様子
ブログはこちら。
出演
映画
- HERO (東宝)
- 先生と迷い猫 (クロックワークス)
- 沈黙-サイレンス-
- バカヤロー!2 「幸せになりたい。」
- ボクは坊さん。
- いつまた、君と ~何日君再来~
- ホームレス中学生
- 60歳のラブレター
- ふたりの旅路
- 泣き虫しょったんの奇跡
- 男はつらいよ ぼくの伯父さん
- 漫画誕生
テレビ番組
- つばさ (NHK)
- グーグーだって猫である2 -good good the fortune cat- (WOWOW)
- ナポレオンの村
- SMOKING GUN~決定的証拠~
- 心のひとつ~若いあなたに伝えたい名作~
- ペコロス、母に会いに行く
- スカーレット
- アシガール