どんな人?
- 古市憲寿(ふるいちのりとし)は、日本の社会学者・タレント。東京都出身の1985年1月14日生まれ。
- 2007年に慶應義塾大学環境情報学部を卒業し、東京大学大学院総合文化研究科へ進学。
- 東大大学院在籍中の2010年、新書『希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想』でデビューを果たした。
- マルチに仕事を行っている「有限会社ゼント」の執行役を務めている。
- 作家として小説も執筆しており、2018年発表の『平成くん、さようなら』と2019年発表の『百の夜は跳ねて』は「芥川龍之介賞」の候補作となった。
▼古市憲寿
生い立ち
古市憲寿は、1985年1月14日生まれの現在39歳。東京都出身。慶應義塾大学SFC研究所上席所員である。[出典1]
墨田区の生まれで、6~7歳の頃に家族7人で埼玉県川口市へ引っ越した。[出典2][出典3]
兄弟は妹が二人いるが、一番下の妹とは20年以上連絡を取っていないそう。[出典4]
古市憲寿の出身校は?
高校は、埼玉県内トップクラスの越谷北高校に推薦で進学したものの、高校時代は人生で一番つまらなかったという。[出典2]
その後、慶応義塾大学にAO入試で合格。2007年に慶応義塾大学湘南藤沢キャンパスにある環境情報学部を卒業した。[出典2][出典6]
大学在籍時には、交換留学でノルウェーのオスロ大学に1年間留学している。[出典2][出典6]
古市憲寿は、卒業論文のテーマにノルウェーの育児政策を選んだ。
それが評価されたことで東京大学大学院博士課程に進めたと語っている。[出典6]
活動
研究者としての執筆活動
古市憲寿は大学院に在籍していた2010年に、ピースボートに乗る若者のことを分析した修士論文がもとである『希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想』でデビュー。[出典6][出典7]
2011年には、同じく社会学者の上野千鶴子との共著『上野先生、勝手に死なれちゃ困ります! 僕らの介護不安に答えてください』を発表した。[出典7]
また、2013年には将来が期待される研究者に贈られる日本学術振興会「育志賞」を受賞している。[出典7][出典8]
小説家としても才能を発揮
2018年には、自身初となる小説単行本『平成くん、さようなら』、2019年には『百の夜は跳ねて』を刊行。さらに、二作とも芥川龍之介賞候補となった。[出典8]
しかし、『百の夜は跳ねて』がノミネートされた際には、別の作家の小説を参考にした手法について選考委員からは厳しい意見が数多く上がったという。[出典9]
2019年に三作目となる『奈落』を執筆するにあたっては、
創作は何もないところから立ち上がるのではなく、過去のさまざまな文化に影響を受けて立ち上がるもの-という僕自身の創作論も考えながら書きました。[出典9]
と、批判に対する返答を意識したことを明かしている。[出典9]
出演番組
歯に衣着せぬ発言でコメンテーターとしても活躍しており、さまざまな情報番組に出演している。
2020年8月現在までに出演した代表的な情報番組は
https://twitter.com/poe1985/status/1285549259064881152?s=20