どんな人?
- 堀ちえみ(ほりちえみ)は、日本で活動する女優、タレント。1967年2月15日生まれの大阪府堺市東区出身。松竹芸能所属。
- 1981年開催の「第6回ホリプロスカウトキャラバン」で優勝し、芸能界入り。翌年3月にアイドル歌手としてデビューを果たした。
- アイドル活動と並行して女優としても活動し、1983年放送のドラマ『スチュワーデス物語』(TBS)で主演を務めた。劇中のセリフは流行語となり、翌年の「新語・流行語大賞」で大衆賞を受賞している。
- 20歳の誕生日を迎えた直後の1987年3月に、芸能界引退を発表。その後、所属事務所をホリプロから松竹芸能に移し、1989年に芸能界復帰。
- 2019年2月19日に、口腔癌であることを発表。療養に専念するため芸能活動を休止し、2020年1月3日に復帰を果たしている。
▼堀ちえみ
https://twitter.com/cx_mezamashi/status/1186580829968850944?s=20
生い立ち
堀ちえみは、大阪府出身の1967年2月15日生まれ。現在年齢は57歳。血液型はB型。松竹芸能に所属。[出典1]
大阪市の帝塚山学院中学校に通い、トランポリン部と英語部に所属。[出典2]
中学校3年生の10月、帝塚山学院中学校から堀越中学校に転校。また、出席日数に問題がなかったため、帝塚山学院中学校での卒業も認められた為、2校を卒業している。[出典3]
卒業式は堀越中学校のみに出席したが、帝塚山学院中学校の卒業証書も受け取っており、卒業アルバムにも写真が載っているという。[出典3]
芸能活動
アイドルとしての活動
堀ちえみは、地元のスーパーでレコード販売と新曲発表握手会をしていた石野真子に一目惚れし、アイドルを目指すことを決意。
石野に会いたい一心で「第6回ホリプロタレントスカウトキャラバン」に応募し、優勝。芸能界デビューを果たした。[出典1][出典4][出典5]
1982年3月に、シングルCD『潮風の少女』でアイドル歌手としてデビュー。同年6月に『真夏の少女』、8月に『待ちぼうけ』、11月に『とまどいの週末』のシングルCDをを立て続けにリリースしている。[出典8]
堀と同じく、1982年にデビューしてブレークした中森明菜、早見優、小泉今日子などと共に「花の82年組」と呼ばれている。[出典9]
その後堀は、人気全盛期だった1987年に芸能界を引退。“アイドルは恋愛禁止”という風潮に疑問を持っていたそうで、引退後の1988年に結婚している。[出典6]
当初は芸能界には復帰しないと断言していたが、1989年に松竹芸能に所属し、再び歌手として活動を再開。[出典7]
女優活動
堀ちえみは女優としても活躍しており、1983年放送のドラマ『スチュワーデス物語』(TBS)に出演。制作は、70年代半ばから80年代にかけて人気を博した大映テレビであり、堀は本作で大映テレビ作品初出演を飾っている。[出典11]
また、芸能界復帰後も女優活動は続けており、2009年に映画『色即ぜねれいしょん』や、2011年放送のドラマ『妖怪人間ベム』(日本テレビ)などにも出演している。[出典12][出典13][出典14]
出演作品(映画・ドラマ)
ヒロイン役に大抜擢!ドラマ『スチュワーデス物語』
堀ちえみは、1983年放送のドラマ『スチュワーデス物語』に出演。主演を務めた。[出典15]
本作は、直木賞作家・深田祐介の小説が原作。パイロットだった亡き父との思い出を胸に、一人前のスチュワーデスを目指すヒロイン・松本千秋が、厳しい訓練を受けて社会人として成熟するサクセスストーリー。[出典15]
堀は本作で、落ちこぼれだが芯の強い訓練生・松本千秋を演じている。[出典15]
また、作中で千秋が「教官!」と連呼していたことや、ドラマの大ヒットも相まって、1984年の「第1回 ユーキャン新語・流行語大賞」の流行語部門で「教官!」が大衆賞を受賞している。[出典16]
人物
- 趣味・特技は子育て、料理、読書、旅行。[出典1]
- デビュー2年目の時、堀ちえみがどうしても会いたいと懇願し、芸能界を引退していた石野真子との対談が実現。[出典5]
- 愛犬と自宅で日向ぼっこしていた際、軒下に大きな蜂の巣を発見し、翌日、業者に駆除してもらった。[出典17][出典18]
- タレントの松居直美を自宅招き、柚子胡椒の作り方を教わった。[出典19]
- 高校は留年したため、4年かけて卒業。[出典20]
闘病生活と芸能界復帰
堀ちえみは、2019年2月にステージ4の口腔癌であることを公表している。
元々、2018年の夏頃から舌の裏に口内炎ができるようになり、病院で塗り薬やビタミン剤を処方されたものの、改善されなかったそう。次第に舌の左側にも固いしこりができ、激痛が走るようになったという。[出典21]