2017年12月12日更新
どんな人?
- 増岡弘はテレビ草創期から声優として数多くの作品に出演している。また、俳優として劇団「東京ルネッサンス」を主宰し、活動を行っている。
- 代表作は『サザエさん』(フジテレビ系)のフグ田マスオ役や『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系)のジャムおじさん役、『超電磁マシーン ボルテスV』(テレビ朝日系)のド・ズール役、『クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦(テレビ朝日系)』のアンジェラ青梅役など。
- 落語では柳家さん助の門下であり、高座名は「益々家ちゃん助」である。
生い立ち
1954年に、増岡弘は美術展の二科展に史上最年少で入選している。[出典1]
芸能活動
芸歴
声優として
役者として映画『ガラスのうさぎ』や『夏、青春物語』(TBS系)などに出演する。
テレビ草創期から声優として活躍しており、特撮番組では悪役・怪人の声を担当することが多く、また俳優として出演することもあった。[出典1]なお、声はバリトンである。[出典2]
現在はアニメ『サザエさん』(フジテレビ系)のマスオ役や『それいけ!アンパンマン』(日本テレビ系)のジャムおじさん役に加え、『超電磁マシーン ボルテスV』(テレビ朝日系)のド・ズール役、『クレヨンしんちゃん 電撃!ブタのヒヅメ大作戦』(テレビ朝日系)のアンジェラ青梅役なども務める。
主宰する劇団東京ルネッサンスでは、舞台で複数の出演者が文学作品を読む群読などを通じ、若手の育成にも力を入れている。[出典3]
寄席を開催
落語家の柳家さん助の門下であり、益々家ちゃん助の名で年2回落狂寄席を開催している。[出典1]
『サザエさん』でのエピソード
アニメのマスオは28歳のままで、自分とはもう50歳近く年齢に開きがあるとしつつ、
若い頃は、自分は65歳ぐらいで引退するだろうと思っていたのに、不思議と声は年を取らない。80歳代の永井一郎さん(波平役)や麻生美代子さん(フネ役)も、同じ感覚だと思います。何の違和感もないまま、気づいたらここまで続いていた
と振り返っている。[出典3]
私生活
趣味
味噌づくりを趣味としており、自宅には味噌だるが常に4、5個ある。味噌を手作りするようになったのは30年以上前に遡る。
子どもの小児ぜんそくを機に家族の健康を守るためにできることを考え、最も大事なことは毎日の食生活だと思い至ったことがきっかけ。
実家が農家のため子どもの頃に味噌作りをよく手伝っており、手順は体が覚えていた。しかし大人になってからは農業とは無縁の生活になっていたので、味噌ぐらいは作ろうと思ったとも話している。
声の仕事のため体調には気を使うというが、マスオの声を担当してからほとんど風邪を引いたことがない。増岡は手作り味噌のおかげだとしている。
味噌を好きになることが健康への早道であるとして、1979年に声優仲間らと手作りの味噌を作る自然法人みそひともんちゃくを結成。大豆や麹を共同購入し、毎年冬に味噌の品評会を開く。[出典3]
特技
落語が特技である。[出典2]