どんな人?
- 安藤政信(あんどうまさのぶ)は、日本で活動する役者。神奈川県出身の1975年5月19日生まれ。
- 1996年公開の北野武が監督を務めた映画『キッズ・リターン』に出演。主人公を演じ、役者デビュー。その年の映画賞で新人賞を総なめにした。
- 以降、ドラマ『友達の恋人』(TBS)や『聖者の行進』(TBS)などに出演したが、2000年以降は映画のみに出演を重ねた。
- 映画『バトル・ロワイアル』『亡国のイージス』や海外映画への出演を経て、ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』(フジテレビ)や『あなたの番です』(日本テレビ)に出演。
- 私生活では、2015年に結婚していたことを公表。また、合わせて2児の父親であることも公表した。
▼安藤政信
生い立ち
安藤政信は、神奈川県川崎市出身の1975年5月19日生まれ。現在年齢は49歳。[出典1]
芸能活動
デビュー作で賞を総なめ
安藤政信は、神奈川県立川崎工業高校に通っていた1994年にスカウトされ、芸能界に入った。[出典1]
1996年には、北野武監督の映画『キッズ・リターン』で主人公を演じ、スクリーンデビューを飾っている。
高校生の2人がそれぞれの道を歩んでいく青春ストーリーで、ボクサーの道へと進むシンジ役を演じた。なお、極道の世界へと進むもうひとりの高校生・マサル役は金子賢が演じている。[出典1][出典2]
本作での演技が評価され、「キネマ旬報賞」「日本アカデミー賞」などにおいて、多数の新人賞を総なめにした。[出典1]
圧倒的な存在感で注目される
安藤政信は、1998年にドラマ『聖者の行進』(TBS)へ出演した。障害者のふりをして生きることで、知的障害のある妹を守ろうとする青年役を演じている。
本作では難しい役どころを演じきり、高評価を得た。[出典1]
2000年には、深作欣二監督の映画『バトル・ロワイアル』に出演。セリフをひと言も発さず不気味さを表現し、その存在感ある演技が注目された。[出典1]
2001年からしばらくの間は、テレビドラマへの出演はなく、映画のみに出演している。[出典1]
海外作品にも出演
安藤政信は、2008年に中国映画『花の生涯・梅蘭芳』に出演。初の海外進出を果たしている。 [出典1]
その後も海外作品への出演が続き、20011年の中国時代劇『刀見笑』ではコメディに挑戦。主演も務めた。[出典1]
同年は、石井克人監督の映画『スマグラー・おまえの未来を運べ』で、4年ぶりに日本映画へ出演している。
安藤政信は石井克人監督の熱烈なファンであり、石井監督と仕事ができるならどんな作品でもよいと出演を決めたという。[出典3]
本作で演じたチャイニーズマフィアの“背骨”役には深い思い入れがあり、インタビューでは「自分の代表作のひとつになった」とも語っている。[出典3]
俳優業を一時中断するも復帰
安藤政信は、2012年からの3年間、芸能活動を中断している。[出典4]
中断した理由については、2019年に出演したバラエティ番組『ダウンタウンなう』(フジテレビ)で、「1度芸能界を辞めてみようと思った」と語っている。[出典4]
2015年には、妻が妊娠したこともあり芸能活動を再開。[出典4]
2016年には、映画『闇金ウシジマくん the Final』に出演し、以前から共演を望んでいた俳優の山田孝之と初共演を果たしている。[出典5]
2017年には、ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』(フジテレビ)に出演。山下智久演じる主人公・藍沢耕作のライバル役を演じた。[出典6]
2019年には、ドラマ『あなたの番です』(日本テレビ)に出演。交換殺人ゲームの舞台となったマンションの住人で、誰とも会話を交わさない佐野役を演じている。[出典7]