2024年2月19日更新
どんな人?
- 市川猿之助(いちかわえんのすけ)は、日本で活動する歌舞伎役者。東京都出身の1975年11月26日生まれ。
- 本名は喜熨斗孝彦(きのしたかひこ)であり、4代目市川猿之助を2012年6月に襲名した。
- 父は4代目市川段四郎であり、祖母は役者の高杉早苗。役者・香川照之は従兄弟にあたる。
- 1980年の歌舞伎座『義経千本桜』で初お目見えし、1983年に2代目市川亀治郎を襲名した。
- 映像作品には2007年放送の大河ドラマ『風林火山』(NHK)以降多く出演。2020年放送のヒットドラマ『半沢直樹(2020年版)』(TBS)では、その演技が大きな話題となった。
▼市川猿之助
生い立ち
市川猿之助は、東京都出身の1975年11月26日生まれ。[出典1]
父親は歌舞伎役者の4代目市川段四郎
市川猿之助の本名は、喜熨斗孝彦(きのしたかひこ)。
父親は4代目市川段四郎で、祖母は役者の高杉早苗。[出典2]
9代目市川中車で役者の香川照之は従兄弟にあたる。[出典2][出典3]
▼市川猿之助(写真左)と従兄弟で役者の香川照之(写真右)
https://twitter.com/_teruyukikagawa/status/1309690474601480192
慶応義塾大学を卒業
市川猿之助は、慶応義塾大学の文学部国文科を卒業。[出典2]
在学中は友人と徹夜で麻雀をして、そのまま学校へ行く生活を送っていたという。
しかし、学業に関しては高い意識を持っており、授業は一通り出席。
全ての科目において、最高評価である”A”の取得を目指していたと語っている。[出典10]
芸能活動
1980年の歌舞伎座『義経千本桜』で初お目見え
市川猿之助は、1980年に歌舞伎座『義経千本桜』で安徳帝役を演じ、初お目見え。
1983年に歌舞伎座『御目見得太功記』で初舞台を踏み、同年に2代目市川亀治郎を襲名した。
その後、2012年6月に4代目市川猿之助を襲名。立役から女形まで幅広く演じ、高い評価を得た。
また、海外公演や新作歌舞伎などにも意欲的に取り組んでいる。
映像作品においては、2007年に大河ドラマ『風林火山』(NHK)でデビュー。
以降も、20008年公開の映画『ザ・マジックアワー』や2011年放送のドラマ『JIN-仁-(第一期)』(TBS)などの人気作品に出演している。[出典2]
2020年放送の大ヒットドラマ『半沢直樹』で注目を集める
市川猿之助は、2020年放送の大ヒットドラマ『半沢直樹(2020年版)』(TBS)に出演。
歌舞伎ファン以外からも大きな注目を集めた。
同作は、2013年に放送された前作の続編として制作。小説家・池井戸潤の作品を原作とし、前作に引き続き堺雅人が主演を務めている。
市川猿之助は、主人公の半沢直樹(堺雅人)の出向先、東京セントラル証券の証券営業部部長・伊佐山を演じた。