2021年1月7日更新
どんな人?
- 成田凌(なりたりょう)は、日本で活動する俳優。埼玉県出身の1993年11月22日生まれ。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。
- 美容専門学校に通い美容師を目指していたが、“簡単に夢が叶いそうだったこと”と“友人と同じ志望先だったこと”で美容師の道を諦めた。
- ファッション雑誌『MEN’S NON-NO』のモデルオーディションを経て2013年から専属モデルに。しかし、元々俳優志望であり、オーディション時「俳優をやるための手助けをして欲しい」と伝えていた。
- 主な出演作として、映画『キセキ ーあの日のソビトー』、『スマホを落としただけなのに』、『愛がなんだ』、ドラマ『人は見た目が100パーセント』(フジテレビ)、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』(フジテレビ)、『わろてんか』(NHK)などがある。
- 美容師の夢も俳優の夢も家族から大反対されており、両親はイベントなどにも来たことがない。しかし、兄だけは応援してくれており、2019年12月8日放送のバラエティ番組『おしゃれイズム』(日本テレビ)に兄弟揃って出演している。
▼成田凌
生い立ち
成田凌は、埼玉県出身の1993年11月22日生まれ。現在年齢は27歳。身長182cm。ソニー・ミュージックアーティスツ所属。[出典1]
サッカー少年で目立ちたがり屋
成田凌は、父と兄がサッカーをしていた影響もあり、小学校1年生からサッカーを開始。[出典2]
中学、高校もサッカー部に所属し、サッカー漬けの毎日を過ごしていた。[出典3]
また、幼い頃から目立ちたがり屋で、ジャニーズアイドルや格好いい男性役者に強い憧れを抱いていたそう。
小学生の頃、レクリエーションでコントを作成し発表するなども行なっており、いつかはテレビに出るかもしれないとも思っていたという。[出典4]
自分のことが大好きな兄のことは嫌い?
成田凌には2歳年上の兄がおり、昔から天敵であり嫌いだという。
一方、兄は成田のことを昔から溺愛。高校時代2人で満員電車に乗った時頬にキスしたり、髪型を真似て来たりするそう。
さらに、成田がなけなしのお金で購入した洋服を、兄が先に着てしまうなど、「嫌い」とする理由があるという。[出典5]
しかし、兄と2人でよく飲みに行くこともあり、兄の娘で成田の姪とも仲良くしているため、仲がいい。[出典6]
また、成田が芸能界入りすることを両親が大反対した過去があり、ブレイク後もイベントなどに一切顔を出すことはないそうだが、兄だけは芸能活動を応援してくれている。[出典9]
▼兄との2ショット
母はとんねるずと縁がある
成田凌の母は、1987年から7年間放送された大人気恋愛バラエティ番組『ねるとん紅鯨団』(フジテレビ)に出演していた。[出典7]
同番組は「ねるとん」の愛称で親しまれ一大ブームを巻き起こし、出演オーディションでは大行列ができるほどだったという。
また、当時はまだ素人だったお笑いトリオ「ネプチューン」の原田泰造なども出演している。[出典8]
元々は美容師を目指していた
成田凌は、高校卒業後に美容学校へ進学。
美容師を志し、学生時代はサロンへ手伝いに行ったり、20歳の時には国家試験で免許も取得している。
しかし、2年生で就職活動を開始した時「このままだと簡単に夢が叶ってしまう」と思い、つまらなくなってしまったそう。
また、当時ルームシェアをしていた友人と就活で受けるサロンが同じだということが発覚し、それを機に美容師の夢を諦めている。[出典10]
芸能活動
モデルとして芸能界入り
美容師の夢を諦めた成田凌は、2013年にメンズファッション雑誌『MEN’S NON-NO』のオーディションを経て、専属モデルとして芸能界入り。[出典11]
2014年からは屋外ファッションショーである「GirlsAward」に出演している。[出典12]
また、当初から役者志望だったため、オーディション時に「役者になるための手助けをして欲しい」と伝えていたという。[出典13]
役者として注目されたのはあの作品!
モデルとしてキャリアをスタートさせた成田凌は、2014年放送のドラマ『FLASHBACK』(フジテレビNEXT)で主演として役者デビュー。また、2015年公開の映画『飛べないコトリとメリーゴーランド』でスクリーンデビューを果たしている。[出典11]
その後、2015年に放送され、広瀬すずが連続ドラマ初主演を務めた『学校のカイダン』(日本テレビ)に出演。学園の秀才集団「プラチナ8」の1人であり、頭脳明晰な大倉陸を演じ、注目を集めた。[出典13][出典14]
以降、ドラマ『いつかティファニーで朝食を』(日本テレビ)や『逃げるは恥だが役に立つ』(TBS)、『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 3rd season』(フジテレビ)などの話題作に次々出演。
映画は、『キセキ あの日のソビト』や『スマホを落としただけなのに』などに出演。
2019年公開の『カツベン!』では、映画初主演を務め、「第74回毎日映画コンクール」で男優主演賞を受賞している。[出典11][出典16]
また、2016年に公開され、社会現象を巻き起こした新海誠監督作品『君の名は。』に声優として参加。ヒロイン・三葉の同級生である勅使河原克彦を演じた。[出典15]
出演映画
身近に潜む恐怖を描いた映画『スマホを落としただけなのに』
成田凌は、2018年公開の映画『スマホを落としただけなのに』に出演。主演は北川景子。
本作は志駕晃の同名小説を、映画『リング』などの中田秀夫が監督を務め映像化。彼氏である冨田誠(田中圭)が自身のスマートフォンを紛失。後日、無事誠のスマートフォンは手元に戻るが、稲葉麻美(北川景子)の個人情報が誠のスマートフォンから流出したことが発覚する。一方、山中では長い黒髪が切り取られた女性の遺体が次々と発見されていた…。
成田は本作で、セキュリティ会社社員・浦野善浩を演じている。[出典17]
単館系ながら話題となった映画『愛がなんだ』
成田凌は、2019年公開の映画『愛がなんだ』に出演。主演は岸井ゆきの。
本作は、直木賞作家・角田光代の同名小説が原作。28歳のOL・テルコ(岸井ゆきの)は、マモルに一目惚れして以降5ヶ月。その間、どんな時でもマモルを最優先し、仕事を失いかけても友人から冷ややかな目で見られてもマモル一筋の生活を続けていた。しかし、マモルにとってテルコは都合のいい女でしかなく、一切恋愛感情は抱いていないのだった。