2019年9月10日更新
どんな人?
- 早乙女太一は、俳優。1991年9月24日生まれ。福岡県出身。
- 「劇団朱雀」の2代目として注目を集め、2003年に映画『映画 座頭市』に出演した頃から踊りを習い、女形として歩み始める。
- マスコミからは「流し目王子」と呼ばれていた。
- 劇団☆新感線舞台『髑髏城の七人』、映画『BLEACH』、ドラマ『HiGH&LOW〜THE STORY OF S.W.O.R.D.〜』(日本テレビ系) 、ドラマ『忘却のサチコ』(テレビ東京系)などに出演。
- 2013年にモデルの西山茉希と結婚。2女に恵まれるが、2019年6月26日に離婚していた事を発表している。
▼早乙女太一
生い立ち
早乙女太一は、福岡県出身。1991年9月24日生まれ。現在29歳。身長174cm。LDH JAPAN所属。[出典1]
父・母・弟・妹の5人家族。弟・早乙女友貴の妻であり早乙女にとっての義妹に元SPEEDの島袋寛子が居る。[出典2][出典3]
4歳で初舞台をふんだ早乙女は、父・葵陽之助が2002年に立ち上げた大衆演劇「劇団朱雀」の2代目として精進の日々w歩んだ。[出典4]
転校は毎月の恒例行事
大衆演劇は昼と夜の1日2回公演であり、毎月場所を変えて公演を行っていた為、月に1日だけある休日に車で引っ越しを行っていた。
その為、学生時代の早乙女太一は毎月転校を繰り返しており、恒例行事になっていたそう。[出典4]
早乙女自身も演劇出演をしていた為、2~3時間目まで授業を受けて帰宅。
1日2回の公演に出演し、公演後は舞台稽古をし、朝になるとまた登校というスケジュールを送っていた。[出典4]
父からの厳しいしごき
学校と舞台の往復が当たり前で、外の世界を知らずに子供時代を過ごしたという早乙女太一は、舞台に対し“仕事”という意識がなかったという。
舞台は飲食と同じような感覚で日常の延長線上にあったそう。[出典4]
そんな早乙女をプロの目で見ていた父は、早乙女を一人前に育てる為指導も厳しかったそう。
殴る蹴るは当たり前で、厳しい躾を繰り返していた。[出典5]
早乙女は当時の父の指導を振り返り、
ボコボコでしたね(笑)[出典5]
と語っている。
更に、父への感謝の気持ちを問われると、
まあ…半分半分くらいで(笑)[出典5]
と答えている。[出典5]
女形が嫌い、芝居も苦手
「流し目王子」と呼ばれるほど妖艶で美しいと評判になった早乙女太一だが、男らしい役を演じたいと思っており女形が本当に嫌いだったそう。
しかし、世間からは女形を求められる日々が続き、女形ではなく自分の芝居で周りを惹き付けたいと考えていた。
更に、元々芝居に苦手意識があった早乙女は2009年、2011年と「劇団☆新感線」の舞台に出演した際に
もともとお芝居が嫌いで苦手なまま演じていた。『蒼の乱』で初めてお芝居を褒めてもらえて“よかったあ”と思いました[出典9]
と語っている。[出典9]
大衆演劇での活動
立ち上げから解散までの12年
2003年6月、早乙女太一は11歳の時に岐阜県上八幡ホテルの「劇団朱雀立ち上げ公演」で舞台に立った。[出典2]
その半年後に行った東京・浅草での公演がメディアで話題となり、“100年に1人の女形”と紹介されている。
これがきっかけとなり、早乙女は「劇団朱雀」2代目として一気にスター街道を駆け上がる事となった。[出典2]
その後早乙女は「劇団朱雀」での舞台公演以外にも、様々な外部の舞台に出演。更には映画やドラマなど映像の世界でも活躍し始める。[出典6]
しかしその後の2015年2月に、早乙女自身と劇団員の更なる飛躍を理由に「劇団朱雀」は大衆演劇の聖地である岐阜で解散公演を行い、解散。[出典6]
2019年「劇団朱雀」5年ぶりの復活公演決定
2019年5月、成長を遂げた早乙女太一率いる「劇団朱雀」と所縁のあるキャスト達が集結。2019年11月26日から2020年1月18日にかけ4都市で「劇団朱雀 復活公演」が行われることが発表された。[出典7]
復活公演の舞台は3人の脚本家にそれぞれ作品を書いてもらい、大衆演劇の魅力を詰め込んだその日・その瞬間にしかできない舞台を上演するそう。[出典8]
早乙女は復活公演に伴い、
自分のできることを全て詰め込んだ作品になります。今まで一度も見たことがない、触れたことがない方にも是非見届けてもらいたいです。[出典8]
と語っている。[出典8]
出演舞台
2009年 劇団☆新感線『蛮幽鬼』[出典13]
2010年 舞台『薄桜鬼 新選組炎舞録』[出典11]
2011年 朗読活劇レチタ・カルダ『六月は真紅の薔薇 沖田総司』[出典12]
2011年 劇団☆新感線『髑髏城の七人』[出典14]
2014年 劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎『蒼の乱』[出典22]
2015年 舞台『もとの黙阿弥』
2016年 劇団EXILE 松組 旗揚げ公演『刀舞鬼~KABUKI~』
2017年 シアターコクーン・オンレパートリー2017『世界世界』
2017年 劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season鳥』
2017年 劇団☆新感線『髑髏城の七人 Season月 上弦の月』
2019年 音楽活劇『SHIRANAMI』
2019年 劇団☆新感線 いのうえ歌舞伎《亜》alternative『けむりの軍団』
2019年 『劇団朱雀』復活公演[出典1]
大人気ゲーム『薄桜鬼』を舞台化
早乙女太一は、2010年に上演された舞台『薄桜鬼 新選組炎舞録』に出演。主演を務めた。[出典11]
本作は、大人気の恋愛アドベンチャーゲーム『薄桜鬼』が原作のオリジナルストーリー。文久3年の幕末を舞台に、父を探す為男装をして京を訪れた主人公が新選組と出会い、共に父の行方を捜すストーリー。[出典11][出典15]
早乙女は本作で新選組副長・土方歳三を演じている。
他キャストには、黒川智花や木村了、窪田正孝、中村倫也などが出演している。[出典15]