2018年4月6日更新

出典:タレントデータバンク
どんな人?
木野花は青森県出身・弘前大学卒
木野花は1月8日生まれ、青森県出身である。
同県弘前市にある国立大学・弘前大学教育学部美術学科を卒業後、中学校の美術科教諭となった。しかし、1年で教職を退いている。[出典1][出典2]
「劇団青い鳥」を創立
1974年、木野花は
- 葛西佐紀
- 河合みなと
- 芹川藍
- 天光眞弓
- 渡辺光枝
と共に「劇団青い鳥」を創立した。[出典3]
同劇団には女性のみが所属し、創立の翌年には旗揚げ公演を行っていた。また、劇団青い鳥は1980年代に巻き起こった小劇場ブームの先頭を走る存在でもあったようだ。[出典1]
しかし1978年に渡辺光枝が、1979年には河合みなとが退団。木野花も1986年に同劇団を退団している。
2017年3月現在、劇団青い鳥は「株式会社青い鳥創業」を名乗り、天光眞弓こと上村ゆり子が同社の代表取締役社長を務めている。[出典3]
▼過去に劇団を立ち上げたこともある木野花
https://twitter.com/y_motors/status/822433672892588032
女優や演出家として活動中
木野花は女優として活動するほか、演出家としても活動している。[出典1]
たとえば虚構の劇団による2012年の番外公演『虚構の旅団 vol.1 「夜の森」』に、木野は作家・演出家として携わっている。[出典4]
「タンスにゴン」のCMに出演していた
1986年上半期のCMの中で、好感度ナンバー1の座に輝いた「タンスにゴン」のCM。
町内会のメンバーに扮した木野花ともたいまさこが
亭主元気で[出典5]
と発すると、主婦らが声を揃えて
留守がいい[出典5]
と言うCMであった。[出典5]
ちなみに、この
亭主元気で留守が良い[出典6]
というフレーズは流行語にも選ばれ、2010年代にも時おり使われている。また、余談だが「タンスにゴン」は1997年に改名され、以降は「タンスにゴンゴン」として販売されている。[出典6]
『あまちゃん』で光った木野花の演技
2013年4月から放送されていた朝ドラ『あまちゃん』(NHK)。同作は東北地方の沿岸部を舞台に能年玲奈(現・のん)をヒロインに迎え、第1話から20%を超える視聴率を記録した人気作品である。
そんな『あまちゃん』(NHK)に、木野花は脇役である「海女クラブのメガネ会計ババア」として出演。海女仲間として共演した美保純や渡辺えりとの、ユーモアあふれるやりとりなどが話題となった。[出典7][出典8]
▼『あまちゃん』で共演した能年玲奈(現・のん)
弘前大学教育学部美術学科を卒業後、中学校の美術教師となるが、1年で退職。上京して演劇の世界に入る。1974年に東京演劇アンサンブル養成所時代の仲間5人と、女性だけの劇団「青い鳥」を結成。翌年に旗揚げ公演を行い、80年代の小劇場ブームの騎手的な存在になる。1986年、同劇団を退団。退団後は、女優としてテレビ、映画、舞台で活躍、また演出家としても活動を展開。主な出演作は、NHK『どんど晴れ』、TBS『3年B組金八先生』『ヤンキー母校に帰る』『浅草ふくまる旅館』、フジテレビ『恋ノチカラ』、映画『理由』『明日の記憶』『嫌われ松子の一生』『素敵な夜、ボクにください』、舞台『花の紅天狗』『新・明暗』『しあわせのしっぽ』『りぼん』など。
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