2020年11月13日更新

出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 栗原類はイギリス人の父と日本人の母を持つハーフで、ネガティブすぎるイケメンモデル」として注目を集めた人気ファッションモデル・タレントである。
- 2014年にはヨウジ・ヤマモトのミューズとしてパリコレのランウェイにデビュー。
- 2015年5月25日放送の『あさイチ』(NHK系)のなかで「注意欠陥障害(ADD)」であることを告白した。
生い立ち
アメリカ育ちである
栗原は6歳から11歳の頃までニューヨークに住んでいたと明かし、日本に帰って来た頃は様々なカルチャーギャップを感じたといい、
たとえば、学校で第二次世界戦争について教わることについても、日本とアメリカの教え方は全く違います。
僕はアメリカで最初に学んでいたので戸惑いがありました。
また、中学校の頃いじめられたことがあったのですが、先生に「やめさせてください」と言っても先生達は何もしてくれず、その時もアメリカと日本は違うと思いました。
と語っている。[出典1]
日本語が下手だった
栗原は帰国後の自身について、
小学校5年生の頃は日本語が下手で英語のほうが楽だったこともありましたが、英語を忘れないために母親とは最初の2~3年間は自主的に英語で話すようにしていました。
他にも英語で映画を観たり、「マチルダ」「時計じかけのオレンジ」や英語版「タンタン」など英語の本を読んだりしました。
と明かしている。[出典1]
芸能活動
モデルとして
栗原は5歳ごろからモデルの活動を開始し、中学2年生の時からファッション雑誌『MEN’S NON-NO』に出演。当時について栗原は、
最初は思い出作りのような気持ちでモデル事務所に登録していて、今ほど真面目にモデルをやろうとは思っていませんでした。
と告白。しかし、モデル業をこなすうちに意識が変わってきたといい、
大沢たかおさんや伊勢谷友介さんのように、モデルとしてパリコレにも出ながら映画にも出演している俳優さん達を見て、自分もそういう方々のようになりたいと思うようになりました。
と先輩たちへのあこがれを語った。[出典1]
バラエティ番組でブレイク
高等学校在学中の2012年、バラエティ番組『アウト×デラックス』(フジテレビ系)や、『芸能★BANG+』(日本テレビ系)への出演がきっかけとなり、後ろ向きな発言の多い「ネガティブモデル」として知名度を上げる。[出典2]
栗原は自身のキャラクターについて、
素のままで出させていただいて、スタッフや演者の方々と番組を一緒に作っているという感じです。
(中略)僕はよく「後ろ向きなことを言っている」と言われるのですが、僕自身は一度も後ろ向きなことを言ったことはないですし、「そんなことは言っていない」と言っても、既に作られたパブリックイメージが強くてそれが無視されてしまうことが多いようです。
と分析している。[出典1]
また2012年10月1月からは『笑っていいとも!』(フジテレビ系)にレギュラー出演した。[出典3]
俳優として
栗原は2012年8月、『よく眠れる森のレストラン~アナタノココロヲおもてなし~』(NHK系)でテレビドラマに初出演した。
本作の撮影発表会に出席した栗原は、
まだまだ未熟で、立ち方、歩き方や演技もそんなにうまくないですが、少しずつ経験を重ねて上達できるよう頑張っていきますので、これからもよろしくお願いします。
とコメントしている。[出典4]
また2013年5月2日に放送された『潜入探偵トカゲ 第3話』(TBS)では本人役で出演している。
栗原は映画にも出演しており、2014年2月1日公開の『僕は友達が少ない』では、主人公を演じた瀬戸康史と壮絶なバトルシーンを繰り広げた。
これがアクション初挑戦となる栗原は、出来上がった映像を観て「体が硬い」と思ったそうだが、瀬戸は「栗原さんの繰り出すパンチは、まるで“ムチのようにしなるパンチ”だった」と驚いた様子だった。[出典5]
TGC 初出演
2012年10月13日、「第15回東京ガールズコレクション(TGC)2012 AUTUMN/WINTER」に登場。
TGC初出演となった栗原は、客席からの黄色い声援が飛ぶなか、笑顔なしでウォーキング。
ステージ中央で髪をかき上げるパフォーマンスを披露して会場を盛りあげた。[出典6]
パリコレデビュー
栗原は、2014年6月26日に開催された「Yohji Yamamoto(ヨウジヤマモト)」2015年春夏コレクションに登場。2ルックを着用し、初めてパリのランウェイを歩いた。
「モデルを始めた時から、パリコレで歩くことを目標にしてきた」と語る栗原は、かねてからの夢を叶えるために2015年春夏のミラノ・パリメンズコレクションを視察中、現地でYohji Yamamotoから突然オファーされたという。
ランウェイでは「いかに自分の存在を消すか、そしてマネキンのようになれるか」に集中していたという栗原類はショー終了後、感動以上に「ほっとした」という言葉を漏らし、「自身の活動に大きな影響与えてくれた。これを糧にして今後もチャレンジしていきたい」と、新たな目標を力強く語った。[出典7]
以来、栗原は何度もパリコレを視察。
2016年1月には、ランバンのショーを見学していたところキャスティング担当者の目にとまり、同日午後に急遽出演を果たした。
栗原は当時を振り返り、
さすがに当日ですし、詐欺か何かでは?とも警戒したんですけど、名刺を受け取ってから「ちょっと考えさせてください」と言ってスマートフォンで名前を検索したら、ランバンやウミットのショーでキャスティング・ディレクターを務めている人でした。
そこでもう一度彼を見つけて連絡先を渡し、「ぜひ出たいです」と言いました。
と出演までの経緯を明かした。[出典8]
フォトブック発売
栗原は2012年11月8日に自身初となるフォトブック『ネガティブですが、なにか?』(扶桑社)を出版した。
本書には“栗原類ネガティブ語録”や素の栗原類が垣間見える“Louis成長アルバム”やお母さんとの対談が収録されている。[出典9]
スタイルブック発売
2014年1月18日、栗原は自身初となるスタイルブック『LOUIS KURIHARA STYLE』(宝島社)を発売。
本作では自身で集めたTシャツや帽子などのコレクション、「偏愛」ブランドの新作を着用した姿、通っているショップなどを紹介するほか、「新しい、栗原 類」として女装やセミヌードに挑戦した。
また敬愛するという映画監督・園子温氏との対談や独特の表現が話題を集めた描き下ろしイラストも収録し、充実の内容となっている。[出典10]
気持ち悪い!? 独特なダンス
栗原が出演したCMのなかで披露しているダンスが「面白すぎる」と話題に。
タコのように腕をグネグネ動かしたり、腰をグルングルン回したり、無表情で踊りまくる栗原の姿は以下の動画でチェック![出典12]
発達障害を告白
栗原は2015年5月25日放送の『あさイチ』(NHK)のなかで、発達障害の1つである「注意欠陥障害(ADD)」であることを告白。
ADDと診断されたのはアメリカに住んでいた子供の頃で、栗原は「早期に診断・治療したことで、自分の弱点や、できること・できないことがわかりやすくなった」と前向きな姿勢を示した。
また栗原は発達障害の特徴の1つである「変化が苦手」ということについて、
冷蔵庫の中に、お茶がいつもの場所に置かれていなかったりすると
(中略)気持ち悪くて、いつもの位置に戻してしまう事がある
と紹介した。[出典13]
私生活
休日はうちから一歩も出ない
栗原は2013年6月25日、ゼノンコミックス「花の慶次」「義風堂々!!」の新CM発表会に出席すると、男らしさをクローズアップしたCMにちなんで「男らしいところは?」との質問を受け、
僕はヘタレ。休みの日は家から一歩も出ないのが自分にとっての精神安定。
と語った。[出典14]
彼女いない歴21年!?
1994年12月6日生まれの東京都出身。モデルやタレント、俳優としてテレビや雑誌で幅広く活躍。主な出演作品に、フジテレビ『笑っていいとも!』『ルパンの娘』、TBS『彼岸島』『潜入探偵トカゲ』、テレビ東京『みんな!エスパーだよ!』、映画『ハナレイ・ベイ』『108~海馬五郎の復讐と冒険~』、舞台『春のめざめ』『気づかいルーシー』など。今後の更なる活躍が期待される。
出典:タレントデータバンク