2019年9月18日更新
どんな人?
- 段田安則は、劇団出身の俳優。ナレーターとして活動している。
- 1996年から放送されたNHK朝の連続テレビ小説『ふたりっ子』では父親役に扮し、妻には手塚理美を、双子の姉役に菊池麻衣子を迎えた。
- 2016年には大河ドラマ『真田丸』(NHK)に出演した。
生い立ち
ごく普通のこどもだった
段田安則は自身の幼少期について、
普通です。運動も勉強も普通。外でも遊ぶし、家の中で一人でも遊ぶ。
何の特徴もない子どもで、ホント普通としか言いようが・・・。わりと冷めてたかもわかんないですね。
アメリカのTVドラマを見るのは大好きでした。
「コンバット」や「ララミー牧場」「逃亡者」「奥様は魔女」「パパ大好き」・・・たくさんやっていたので、いろいろ見て、よくそのマネをして遊んでいました。
と振り返っている。[出典1]
思い出の教師
段田には思い出の教師がいるといい、
思い出の先生は、5、6年の時の担任ですね。
(中略)先生といっても年齢は10歳くらいしか違わないんですよね。
去年(2011年)のクラス会でも会いましたし、今も交流があります。
と明かしている。[出典1]
芸能活動
劇団「夢の遊眠社」出身
段田は、1976年4月に東京大学演劇研究会を母体として結成され、東大構内の駒場小劇場を拠点に活動を開始した劇団「夢の遊眠社」[出典2]出身である。[出典3]
演者として
段田は俳優、ナレーターとして多数の舞台やテレビドラマ、映画に出演している。
舞台出演歴は以下[出典4]
2012年
『大人は、かく戦えり』
『宮沢賢治が伝えること』
『温室』
『叔母との旅』
2013年
『ホロヴィッツとの対話』
『OPUS/作品』
『グッドバイ』
2014年
『国民の映画』
『抜目のない未亡人』
『火のようにさみしい姉がいて』
2015年
『三人姉妹』
『春の雅』
『草枕』
『喜劇 有頂天旅館』
2016年
『元禄港歌-千年の恋の森-』
『コペンハーゲン』
『遊侠 沓掛時次郎』
テレビ出演歴は以下[出典4]
2012年
『SKETCH MAN~スケッチマン~』(フジテレビ系)
『たぶらかし~代行女優業・マキ~』(日本テレビ系系)
『ムーミン パペット・アニメーション』(NHK)
『浪花少年探偵団』(TBS系)
『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)
『大奥~誕生』(TBS系)
『熱い空気』(テレビ朝日系)
2013年
『ムーミン パペット・アニメーション』(NHK)
『救命病棟24時』(テレビ朝日系)
2014年
『テレビ朝日開局55周年記念ドラマスペシャル 松本清張 3億円事件』(テレビ朝日系)
『『シャーロックホームズ』#10失礼な似顔絵の冒険(NHK)
2015年
『クロハ~機捜の女性捜査官』(テレビ朝日系)
『64(ロクヨン)』(NHK)
『石の繭』(wowow)
『ファミリーヒストリー 段田安則 ~父の面影 93歳母の手記~』(NHK)
『私という名の変奏曲』(フジテレビ系)
2016年
『真田丸』(NHK)
『ストレンジャー ~バケモノが事件を暴く』(テレビ朝日系)
ナレーター出演歴は以下[出典4]
2015年
『目撃!日本列島』(NHK)
『にっぽん紀行 あなたの人生に”笑”を~大阪・茨木~』(NHK)
『明日へ―支えあおう― きっかけ食堂~京都から東北へ~』(NHK)
2016年
『世界ふれあい街歩き~ベルガモ/イタリア~』(NHK)
映画出演歴は以下
2012年
『HOME 愛しの座敷わらし』
『GIRL』
『臨場 劇場版』
2015年
『ギャラクシー街道』
『ふたりっ子』で父親役に
1996年から放送されたNHK朝の連続テレビ小説『ふたりっ子』では父親役に扮し、妻には手塚理美を、双子の姉役に菊池麻衣子を迎えた。[出典10]
「シーラカンズ」メンバーとしてベースを披露
段田は映画『僕らのワンダフルデイズ』で、俳優の竹中直人、宅麻伸、斉藤暁、稲垣潤一らと”おっさんバンド”、シーラカンズを結成。
2009年4月15日には歌手・奥田民生の「僕らの旅」を演奏するシーンが撮影され、段田は、
バンドをやるのがここまで楽しいとは思いませんでした
と嬉しそうに語った。[出典5]
小泉今日子と共演
2015年6月5日から上演された舞台『草枕』では、歌手で女優の小泉今日子と共演。[出典6]
段田は本舞台について、
第1弾の『グッドバイ』が好評だったので、前作に続けて出演させていただく以上、「前のほうが良かった」などと言われたら困る……というプレッシャーは少なからずあります(笑)。
もともと漱石作品は好きですが、『草枕』はその中でも観念的で少し難解とも言える小説。
それが北村想さんの独特で巧みなせりふ術で、漱石の世界をたどりつつも、ちゃんと想さんの世界になっているのが前回の太宰同様、面白いところです。
と魅力をアピールしている。[出典7]
たまには弾けたい!?
段田は2015年に三谷幸喜監督作『ギャラクシー街道』に出演すると、インタビューの中で、
普段から真面目なおじさん役が多いのですが、三谷さんの中にもおカタイ役人のイメージがあったのかな?
(中略)せっかくなら僕も変な宇宙人をやりたかったな。パート2があるならぜひ!
と、俳優としての変身願望を明らかにした。[出典8]
▼ 『ギャラクシー街道』 予告編
私生活
阪神ファン
プロ野球では阪神タイガースのファンを自称している。[出典3]
乗馬に親しむ
段田は2016年1月10日から放送されている大河ドラマ『真田丸』(NHK系)に出演しており、劇中、馬を乗りこなしている。
インタビューの中で乗馬について訊ねられると、「普段からちょこちょこ乗っています」と明かしたうえで、
いつも思うのですが、大河ドラマの馬は、きちんと調教された立派な馬ですね
と感想を漏らしている。[出典9]