2022年1月18日更新

出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 渡辺真起子は女優、元モデル。1986年リクルート社「とらばーゆ」のテレビCMでモデルデビュー。女優デビューは1988年公開の映画『バカヤロー! 私、怒ってます』。
- 初主演は1999年公開の諏訪監督作品『M/OTHER』。同作品は「カンヌ映画祭国際批評家連盟賞」「高崎映画祭主演女優賞」を受賞した。
- 2012年公開の中野量太監督作品『チチを撮りに』はSKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて「監督賞」「SKIPシティーアワード」の2冠を受賞。また、「第55回アジア太平洋映画祭 最優秀助演女優賞」他、数々の映画祭への出品し表彰されている。
生い立ち
渡辺真起子は1968年9月14日、東京都品川区で生まれる。
小学4年のときに演劇クラブに入部し、これをきっかけに俳優を志す。[出典1]
小学4年の時に、私、仕事としてお芝居をするって決めたんです。やりたいんじゃなくて、もう「やる」って決めた。[出典2]
クラブ活動を決めなさいって言われて、適当に選んだのが演劇クラブだったんです。一番はやくつぶれそうだったから(笑)。でもやってみると、活動がとにかく楽しかったんです。[出典2]
芸能活動
モデルとして芸能界デビュー
1986年:リクルート社のTVCM「とらばーゆ」でデビューを果たす。
1988年:映画『バカヤロー! 私、怒ってます』で女優デビュー。
1989年:女性ファッション誌『CUTiE』創刊号の表紙に抜擢される。[出典2]また、日本初のダンス・ミュージック専門レーベルである「MAJOR FORCE」より、中西俊夫、高木完、工藤昌之のプロデュースで中川比佐子とのヒップホップユニット「The Orchids」が結成され、『Life is a science』をリリースした。[出典1]
モデルから女優へ
1992年に流山児事務所プロデュースの舞台『ピカレスク・イアーゴ』に初出演する。これを機に俳優として活動をはじめ、映画や舞台、TVドラマなどに多数出演した。[出典1]
1999年には諏訪敦彦初監督作品である映画『2/DUO』に出演。そこでの演技力を買われ、同監督2作目の映画『M/OTHER』で主演に抜擢された。映画『M/OTHER』はカンヌ映画祭国際批評家連盟賞を受賞し、さらには高崎映画祭にて主演女優賞を受賞した。この作品には脚本がなく構成台本のみがあり、他は即興であるという、実験的作品であったため話題となった。[出典3]
このように多数の作品に出演した渡辺真起子だが、モデルから女優へ活動をシフトするときのことを
最初のうちは、何に向かって芝居をしているのか、映画をつくっているのか、迷いのようなものがあり、立ち止まってもたもたしている部分もありました。[出典2]
モデルから俳優にシフトしようとした時には「なんでわざわざ大変な仕事に?」「それで食べていけるの?」とよく言われました。[出典2]
と語っているが、オランダのロッテルダム映画祭と南仏のアヴィニョン演劇祭で、演技が世界各国の言語の違う人たちにもちゃんと伝わることを実感し、
世界中でいろいろなサイズの映画・演劇をつくっている人がいるとわかり、勇気をもらった。[出典2]
と語っている。
出典
出演
テレビ番組
- まほろ駅前番外地 (テレビ東京)
- 流星ワゴン
- ○○妻
- プリンセスメゾン
- ノンママ白書
- 〇〇妻
- 探偵Xからの挑戦状 夏休みスペシャル~ゴーグル男の怪~
- 探偵Xからの挑戦状!
- 予兆 散歩する侵略者
- わたし旦那をシェアしてた
- わたし旦那とシェアしてた
- Iターン
- TOKYO MER〜走る緊急救命室〜
映画
- 愛のむきだし (「愛のむきだし」フィルムパートナーズ)
- 先輩と彼女
- イヌゴエ VOICE OF DOG
- 恋妻家宮本
- だいじょうぶ3組
- 僕は妹に恋をする
- M/OTHER 松野アキ 役
- ハローグッバイ
- 殯の森
- 2つ目の窓
- 無花果の顔
- 女が眠る時
- 友罪
- すべては海になる
- きみの鳥はうたえる
- 最低。
- こんな夜更けにバナナかよ 前木貴子 役
- “隠れビッチ”やってました。
- ミッドナイト・バス
- “隠れビッチ”やってました。
- 浅田家!
- 真夜中乙女戦争
舞台
女優として映画・TVドラマを中心に活動。1999年、映画『M/OTHER』で初主演を果たし、高崎映画祭にて主演女優賞を受賞。(同作品はカンヌ国際映画祭出品作品 国際批評家連盟賞受賞、毎日映画コンクール 脚本賞受賞。)その他、各映画祭で評価を受けた映画作品に多数出演する。実力派女優として活躍。主な出演作品は、映画『TORSO』『すべては海になる』『ワカラナイ』、NHK『チェイス~国税査察官~』など。
出典:タレントデータバンク