どんな人?
- 三石琴乃(みついしことの)は、日本で活動する声優・役者。東京都出身の1967年12月8日生まれ。
- 1989年に、OVA『エースをねらえ!ファイナルステージ』で声優デビュー。
- 1992年に放送が開始されたアニメ『美少女戦士セーラームーン』シリーズで、主人公・月野うさぎを演じ、人気を知名度を得た。
- 社会現象を巻き起こしたアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズでは、メインキャラクターである葛城ミサトを演じている。
- 役者としても活動しており、2021年放送のドラマ『リコカツ』(TBS)で、初めて連続テレビドラマに出演している。
▼三石琴乃
生い立ち
三石琴乃は、東京都出身の1967年12月8日生まれ。
現在年齢は、56歳。[出典1]
声優を志したきっかけは、放送委員会
三石琴乃は小学生時代、放送委員会に所属。
全校生徒に向けたお昼の放送で、絵本の朗読劇をしたことをきっかけに”マイクを通じて声を届ける楽しさ”を知ったという。
その後、アルバイトをしながら「勝田声優学院」、「日本ナレーション演技研究所」といった声優養成所に通い、声優の高木渉・森川智之ら同期と切磋琢磨していた。[出典3]
なお、アルバイトではエレベーターガールや受付嬢を経験。また、東京都庁に勤めていた時期もある。
働きながら声優としての勉強を続ける生活については、「辛いこともあったが学びも多かった」といい、
目上の方への礼儀であるとか、普段は厳しい上下関係がありながらもお酒の席ではくだけるところなんかを実際に経験したことで、お勤めをされているキャラクターを演じる際の自信につながったのかなと感じています。[出典4]
と語っている。[出典4]
芸能活動
声優として数々の有名キャラクターを担当
三石琴乃は、1989年にOVA『エースをねらえ!ファイナルステージ』で声優デビュー。
1992年に放送を開始したアニメ『美少女戦士セーラームーン』シリーズへの出演をきっかけにブレイクを果たす。[出典1]
同シリーズは漫画家・武内直子同名漫画をアニメ化し大ヒット。2021年には、25年ぶりとなる映画『劇場版 美少女戦士セーラームーンEternal 』が公開されている。
三石琴乃は同シリーズで主人公・月野うさぎの声を担当しており、声優として高い人気と知名度を得た。[出典5]
1995年に放送を開始し、瞬く間に社会現象を巻き起こしたアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』シリーズでは、メインキャラクターの1人である葛城ミサトの声を担当。[出典1][出典6]
2007年からは、同シリーズを再構築した劇場版4部作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』が公開され、再び注目を集めた。[出典6]
また、アニメ『ドラえもん』では、主人公であるのび太のママ役を演じているほか、アニメ『ワンピース』のボア・ハンコック、アニメ『おじゃる丸』のおかめ姫などの声も担当している。[出典1]
ナレーターや役者としても活躍
三石琴乃はナレーターとしても活動しており、バラエティ番組『ウチくる!?』(フジテレビ)やバラエティ番組『1億人の大質問!? 笑ってコラえて!』(日本テレビ)などでナレーションを担当。
また、役者として「劇団あかぺら倶楽部」や「劇団ヘロヘロQカンパニ」などの舞台に多数出演している。[出典1]
2021年には、北川景子主演ドラマ『リコカツ』(TBS)で連続テレビドラマ初出演。
主人公・水口咲(北川景子)の母親で”美魔女”モデルとして活躍する水口美土里役を演じている。
三石琴乃は当初、同作へのオファーを断っていた。しかし、プロデューサーから度々企画書や台本を渡されるなど、その熱烈なオファーぶりから出演を承諾したという。[出典7]