2016年7月13日更新
どんな人?
- 並木路子は、1935年に松竹少女歌劇団に4期生として入団し『東京踊り』で初舞台を踏んだ女優である。
- 1945年に公開されたGHQの検閲第1号である松竹の音楽映画『そよ風』にてスクリーンデビューを果たすと、挿入歌「リンゴの唄」を歌って人気を博した。
- 2001年4月7日、心筋梗塞のためこの世を去った。享年79。
芸能活動
娘役として
1935年、松竹少女歌劇団に4期生として入団すると『東京踊り』で初舞台を踏み、以降は娘役として活躍した。[出典1]
「リンゴの唄」で人気を博す
1943年、「御代の春」を歌って歌手デビュー。
1945年に公開されたGHQの検閲第1号である松竹の音楽映画『そよ風』にてスクリーンデビューを果たすと、挿入歌「リンゴの唄」を歌って人気を博した。[出典1]
並木は当時24歳。
明るい歌声で日本中を元気づけた並木だったが、その当時、
明るくといっても、ほんとうのところ、私はそんなに簡単には明るくなんかなれなかったのです
と心境を吐露していた。[出典2]
並木には、1987年には青森県のリンゴ対策協議会から感謝状が、1988年には長野県の市民団体から「リンゴの女王章」が贈られている。[出典3]
その後の歌手活動
「リンゴの唄」を発表してからも、「可愛いスイートピー」「陽気なチンタ」「森の水車」など次々とヒットを生み、戦後の流行歌の牽引役となった。
1986年には活動40周年を記念して「恋の道玄坂」を発売。
1995年には日本コロムビア専属50周年を記念して「リンゴの唄」新バージョンをリリースした。[出典1]
私生活
心筋梗塞でこの世を去る
2001年4月7日、心筋梗塞のためこの世を去った。享年79。[出典3]