2022年2月3日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 井川比佐志は旧満州奉天(現:中国東北地方藩陽)出身、東京都育ちの俳優。俳優座養成所に7期生として入所し、1957年に映画『純愛物語』で俳優デビューを果たした。
- 以後、俳優座、安部公房スタジオを経てフリーとなっている。1962年、映画『おとし穴』に主演し注目を浴びた。
- 2002年春には紫綬褒章、2008年秋には旭日小綬章を受賞するなど高い演技力が認められ数々の賞を受賞している。
生い立ち
1936年11月17日、旧満州奉天(現:中国東北地方藩陽)に生まれる。東京都育ち。[出典1]
東京都立千歳丘高等学校を卒業している。[出典2]
芸能活動
芸歴
俳優座養成所に7期生として入所し[出典1]1957年に映画『純愛物語』で俳優デビュー。[出典2]
その後俳優座、安部公房スタジオを経て、フリーになる。
1962年、映画『おとし穴』に主演し注目を浴び、映画・テレビ・舞台で活躍。
『どですかでん』、『乱』、『夢』、『八月の狂詩曲』、『まあだだよ』など黒澤明監督作品の常連である。[出典1]
受賞歴
井川はその高い演技力が認められ、数々の賞を受賞している。
受賞歴は以下のとおり。[出典2]
- 1969年舞台『棒になった男』ー芸術大賞
- 1970年映画『家族』、『どですかでん』ー毎日映画コンクール主演男優賞・キネマ旬報主演男優賞
- 1972年映画『故郷』ーキネマ旬報主演男優賞
また、2002年春には紫綬褒章、2008年秋には旭日小綬章を受賞した。[出典1]
『ありふれた奇跡』(フジテレビ系)への出演
井川はドラマ『ありふれた奇跡』(フジテレビ系)に出演した際、山田太一脚本の作品に出演する難しさを語った。
山田さんの脚本はとても独特で、短い言葉のやりとりがポンポンと続くんです。
だから、つい活字にとらわれてしまいそうになりますが、そうすると自分が演じてる人物や話している相手が、何を考えてこの言葉を話しているかが飛んでしまうことがあるんです。
言葉に引きずられてしまうわけですね。でも言葉1つ1つに根拠があるわけで、僕ら俳優はそれを注意深く探っていかなければなりません
そうでなければ、ただ読むだけで見ている人に伝えることはできませんからね。
また、井川は同作に出演する前にも山田太一の作品に出演したことがあるが、それでも難しいと感じるという。
キャリアは関係ないですね。むしろ、僕くらいの年齢になるとだんだん表現するというこの仕事の怖さを感じるようになるんです
若い頃には感じたことのない感覚です。臆病になっているのかもしれませんね
と話した。[出典3]
出演
映画
- 続・深夜食堂
- くちびるに歌を
- 春を背負って 文治 役
- ホタル
- 峠 最後のサムライ
- 映画『八つ墓村』(1996年版)
- バレット・バレエ
- 八つ墓村(1977)
- きけ、わだつみの声
- 八つ墓村
- 乱
- 男はつらいよ 望郷篇
テレビ番組
井川比佐志に関係するタレント
井川比佐志は昭和11年11月17日に東京都で生まれた。同年に生まれた芸能人には、1月8日生まれの女優の大森暁美や4月11日生まれの女優の星野晶子などがあげられる。同郷である東京都出身の有名人には俳優の林隆三や俳優の若林久弥などがあげられる。
出演
映画
- 続・深夜食堂
- くちびるに歌を
- 春を背負って 文治 役
- ホタル
- 峠 最後のサムライ
- 映画『八つ墓村』(1996年版)
- バレット・バレエ
- 八つ墓村(1977)
- きけ、わだつみの声
- 八つ墓村
- 乱
- 男はつらいよ 望郷篇
テレビ番組
出典
旧満州奉天(現・中国東北地方藩陽)生まれ、東京都育ち。俳優座養成所7期生として入所し、俳優座、安部公房スタジオを経て、フリーになる。1962年、映画『おとし穴』に主演し、注目を浴びる。『どですかでん』『乱』『夢』『八月の狂詩曲』『まあだだよ』など、黒澤明監督作品の常連である。2002年春には紫綬褒章、2008年秋には旭日小綬章を受賞。
出典:タレントデータバンク