どんな人?
- 京唄子は宮城千賀子主宰の劇団「なでしこ劇団」へ入団。女優活動を始め1965年にデビュー。
- 鳳啓助との漫才コンビで出演していた『おもろい夫婦』(フジテレビ系)は人気となり、16年間の長寿番組となった。
- 近年ではドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)で、岡倉家の五女・長子の姑役として知られている。
生い立ち
京都生まれ京都育ち。
鴨川の水を産湯につかったと言われている。[出典1]
芸能活動
芸能界デビュー
1945年、宮城千賀子に憧れ、劇団「なでしこ劇団」に入り、京町唄子の名で舞台女優としてデビュー。[出典2]
1956年、鳳啓助とコンビ「唄子・啓助」を結成して漫才を始める。
その後、ドラマ、映画など幅広い分野で活躍している。
主な出演作品
1960年代
・『てなもんや三度笠』(ABC系)
・『ポテチン武者修行』(読売テレビ系)
・『ポテチン珍騒動』(読売テレビ系)
1970年代
・『ミニミニ社員』(ABC系)[出典3]
・『おれは男だ!』(日本テレビ系)
・『助け人走る』(ABC系)
・『日本沈没』(TBS系)
・『けんか安兵衛』(関西テレビ系)
・『逢えるかもしれない』(フジテレビ系)
・『飛べ!孫悟空』(TBS系)[出典4]
・『鮎のうた』(NHK)
1980年代
・『遠山の金さん』(テレビ朝日系)
・『水戸黄門』(TBS系)[出典5]
・『暁に斬る!』(関西テレビ系)
・『暴れん坊将軍シリーズ』(テレビ朝日系)
・『大奥』(関西テレビ系)
・『吉野物語』(読売テレビ系)
・『京一輪』(読売テレビ系)
1990年代
・『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)
・『好きやねん』(読売テレビ系)
・『結婚はいかが?』(NHK)
ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)で、一躍有名に
京唄子は大ヒットドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)で主人公である岡倉大吉を始めとする岡倉家の五女・長子の姑本間常子役を演じ、完璧な小姑だと話題になった。[出典6]
「上方演芸の殿堂入り」を果たす
2008年、上方演芸資料館が選出する「上方演芸の殿堂入り」入り表彰を「唄子・啓助」で受賞。
京唄子は「表彰は身に余る光栄。亡くなった啓助さんも喜んではると思います」と語った。[出典7]
バラエティーにも出演
京唄子は『京唄子の何でも言うて!』(サンテレビ系)として司会を務め、『快傑えみちゃんねる』(関西テレビ系)にもたびたびゲストとして出演しており、歴代出演回数第3位である。[出典8]
主な出演歴
・『唄子・啓助のおもろい夫婦』(フジテレビ系)
・『お笑いスター誕生!!』(日本テレビ系)
・『ザ・ワイド』(読売テレビ系)
私生活
腰椎圧迫骨折及び腰椎変性すべり症を患う
2009年、腰椎圧迫骨折及び腰椎変性すべり症を患っていることを報告。同年5月に車椅子姿で記者会見を開き、松竹座公演降板と治療のため一切の芸能活動の休止を発表。[出典9]
現在は、リハビリをしながら芸能界復帰を果たしている。