2016年6月9日更新
どんな人?
- 伊藤隆大は『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系)内で放送されていた「仮面ノリダー」のコーナーに出演。「チビノリダー」としてデビューした俳優。
- 兄は俳優の伊藤淳史。2人は2005年に『電車男』(フジテレビ系)と大河ドラマ『義経』(NHK系)で共演を果たしている。
- 2009年、神奈川県の相模湖付近に停車させた自動車の中で死亡しているのが発見され、車内に練炭と家族や友人にあてた遺書があったことから自殺が報じられた。死因は急性一酸化炭素中毒。
芸能活動
「チビノリダー」としてデビュー
伊藤は、『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系)内で放送されていた「仮面ノリダー」のコーナーに出演。「チビノリダー」としてデビューした。[出典1]
俳優として活動
伊藤は俳優として、2006年にテレビドラマ『のだめカンタービレ』に出演したほか、2008年には映画『容疑者Xの献身』に出演した。[出典2]
兄との共演
伊藤の兄は同じく俳優として活躍している伊藤淳史。
2人は2005年に『電車男』(フジテレビ系)と大河ドラマ『義経』(NHK系)で共演を果たしている。
私生活
自殺
2009年3月8日、神奈川県の相模湖付近に停車させた自動車の中で死亡しているのが発見された。
死因は急性一酸化炭素中毒。津久井署によると、車内に練炭と家族や友人にあてた遺書があり、自殺と見られている。
同日に遺体と対面した兄の伊藤淳史はショックを受け、この日の夕方に予定されていた出演映画の会見をキャンセルした。[出典2]
また同日、伊藤淳史は所属事務所を通じて以下のようにコメントを発表している。
この度は弟、隆大のことでお騒がせして申し訳ありません。
隆大は、誰にでも優しく、常にいいところを見せようと頑張りすぎるところがありました。
両親を始め、支えてくれた周りの人達に迷惑をかけたくない彼なりの優しさが、最後にこういう不幸な形を作ってしまいました。
4月から始まる深夜の連ドラの共演が決まり(4月スタートのTBS系連続ドラマ『漂流ネットカフェ』)、お互いとても楽しみにしていました。
そんな時に自ら命を落としてしまったことは、今でも信じられません。
この度の件で、関係各位の皆様にご迷惑をおかけしたことを改めて深くお詫び申し上げます。[出典3]
その日の夜、伊藤淳史は映画『フィッシュストーリー』の公開を記念して行われたイベントに、劇中に登場するパンクバンド「逆鱗」のメンバーとして登場。
「非常に個人的なこと」と断りを入れたうえで弟・隆大の死に触れ、「今日ここに集まってくれた方々に僕たちの思いを伝えたい。そして、これから生まれてくる人たち、天国にいる人にも……」と発言している。[出典4]
告別式
同月16日に千葉県内で告別式が行われると、芸能関係者ら約150人が参列。
伊藤の父親は、「隆大君、天国でも活躍してほしい」と弔辞を読みあげた。
兄・伊藤淳史は涙を見せることなく気丈に振舞っていたという。
出席した友人の1人は「隆大君は友だちが多かったから、若い人がたくさん来ていた。あまりにも悲しくて、弔辞の内容は覚えていない」とショックを露わに。別の友人も「言葉にできない」とコメントしていた。[出典5]