2024年2月9日更新
どんな人?
- 勝みなみは、鹿児島県出身のプロゴルファー。名前の”みなみ”は、野球漫画『タッチ』のヒロイン”浅倉南”にちなんで名付けられた。
- 2014年4月に行われた「KTT杯バンテリン・レディス」で、宮里藍を抜き国内女子ツアーを15歳293日で優勝。日本史上最年少の優勝となった。
- 鹿児島高等学校を卒業後プロへ転向。
生い立ち
名前の由来は『タッチ』から
1998年7月1日、鹿児島県で生まれる。[出典1]
名前の”みなみ”は、野球漫画『タッチ』のヒロイン”浅倉南”にちなんで名付けられた。[出典2]
選手活動
8歳から始めたゴルフ
祖父の影響で8歳からゴルフを始めた。[出典1]
私がゴルフ好きでしたから、4〜5歳のころは、一緒にゴルフ場に連れて行っていました。
小学1年のときに、おもちゃのパターを買ってあげたら喜んでね。
それからゴルフに興味を持ったみたいです。
小学6年から中学に入ったころに、ドライバーの飛距離も伸びて、ぐんぐん上達した
と勝の祖父である市来龍作さんは語っている。[出典3]
戦歴
2010年の「全国小学生ゴルフトーナメント決勝大会」で優勝し、頭角を現した。
中学進学後は「全国中学校選手権春季大会」「九州女子選手権」で優勝。
高校進学直前には「ニュージーランドアマチュアゴルフ選手権」で、リディア・コーの記録を2打縮める通算19アンダーで日本人選手として初優勝を果たす。
その勢いのまま出場した2014年4月の国内女子ツアー「KKT杯バンテリンレディスオープン」で、史上4人目のアマチュア優勝を15歳293日という最年少記録で成し遂げた。
同級生には同じくアマチュアゴルファーの新垣比菜、畑岡奈紗らがおり、アマチュア旋風を牽引している。[出典4]
日本史上最年少で優勝
2014年4月20日に行われた「KTT杯バンテリン・レディス」で、勝は宮里藍を抜き、国内女子ツアーを15歳293日で優勝。日本史上最年少優勝の金字塔を打ち立てた。
初優勝時の賞金は1千800万円。ただ、勝はアマチュア選手ゆえに賞金を受け取ることはできなかった。[出典3]
高校卒業まではアマチュアとして
勝は現在、鹿児島高等学校に通う高校3年生である。[出典1]
ツアーで優勝した場合は、期限内(今回なら2016年7月8日)にトーナメントプレーヤーディビジョン単年登録を申請、協会の承認を経てプロとして活動可能になる。
勝は7月1日に18歳になり、実績もあるので承認される可能性が高い。[出典5]
ツアーを優勝してからというもの、世間の注目は勝のプロ転向に注目が集まっているが、それについて勝は
高校卒業するまではアマチュアで頑張りたい。その気持ちに揺るぎはない
とコメントしている。また、
日本ジュニア、日本アマで優勝したい気持ちがある。
アマチュアで頑張ることは自分で決めたことです
と力強い言葉で表した。家族にも「みなみらしくていいんじゃない」と納得してもらえたそうだ。[出典6]