どんな人?
- 叶和貴子は女優。1980年にドラマ『源氏物語』(TBS系)の紫の上役でデビュー。デビュー前はピンクレディーや郷ひろみのバックコーラスを務めていた。
- 1982年放送のドラマ『天国と地獄の美女 江戸川乱歩の「パノラマ島奇談」』(テレビ朝日系)でヌード姿を披露し話題となった。また1983年と1985年にヌード写真集を出版。
- 関節リウマチのため、1997年から芸能活動を休止し治療に専念し、2000年に活動再開した。現在は健康をテーマにした講演やトーク番組への出演を中心に活動している。
生い立ち
叶和貴子は1956年4月23日、北海道函館市に生まれる。
中学・高校時代は陸上競技に励み、女子80mハードルで北海道記録を出した。
桐朋学園短期大学音楽科を卒業。[出典1]
芸能活動
1980年にドラマ『源氏物語』(TBS系)の紫の上役でデビュー。デビュー前はピンクレディーや郷ひろみのバックコーラスを務めていた。[出典2]
1982年のドラマ『天国と地獄の美女 江戸川乱歩の「パノラマ島奇談」』(テレビ朝日系)でヌードを披露し、さらに同時期にヌード写真集を出版している。[出典3]
しかし、1991年に関節リウマチであることが判明し、1997年に芸能活動を休止。治療に専念した。
病状は順調に回復し、2000年に活動を再開。現在は、健康をテーマにしたテレビ、ラジオのトーク番組への出演や講演を中心として活動している。[出典4]
私生活
リウマチとの闘い
1991年に関節リウマチを発症。重い症状を抱えながらも仕事を続けていたが限界を感じ、舞台の最終日を期にいったん芸能活動を休止することを決意した。[出典4]
当時の心境を以下のように明かしている。
同じ年代の女優さんを見ると、『なんで、私ばかりが病気になったのか』とひがんでしまうので、テレビドラマは見なくなりました。休みたいと思って休んだのに、あせるばかり。でも、関節が痛くて何もできない。本当につらかった[出典5]
しかし、もともと歌が好きであったことから、芝居はできなくても声の関係の仕事ならできると気を楽にし、痛みはまだあったが2000年にラジオ番組などで活躍するようになった。
今では、自身のプロフィールで
【趣味】心身ともにトレーニング、健康をつくること、映画鑑賞、旅行、プチガーデン、常に音楽のある生活でプライベートな時間を過ごす(スタンダード、ジャズ、シャンソンなど…) [出典2]
と明記しているように、リウマチとの闘病生活の体験を前向きに捉え、人生の糧としている様子がうかがえる。