2022年1月18日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 和田正人(わだまさと)は、日本で活動する俳優。高知県出身の1979年8月25日生まれ。ワタナベエンターテインメント所属。
- 2004年開催の「第1回D-BOYSオーディション」で特別賞を受賞し、芸能界入り。俳優集団D-BOYSの最年長メンバーでもある。
- 2005年にミュージカル『ミュージカル テニスの王子様』で役者デビューを果たした。
- 陸上推薦で入学した高校を経て、日本大学へ進学。箱根駅伝に2度出場しており、大学4年時は区間記録5位で走り抜けている。
- 2017年11月22に、タレントの吉木りさと入籍。2019年10月27日には、第1子となる女児が誕生している。
▼和田正人(中央)
生い立ち
和田正人は、高知県出身の1979年8月25日生まれ。現在年齢は45歳。身長172cm。ワタナベエンターテインメント所属。[出典1]
スポーツマンだった学生時代
和田正人は幼い頃から足が早く、学内のマラソン大会では常に上位入賞を果たしていた。
高知・土佐町中学へ入学した際には、ソフトボール部と駅伝部へ掛け持ち入部。
駅伝部は様々な部活からの寄せ集め部だったそうだが、和田は陸上競技で才能を開花。本格的に陸上を始めることとなった。
和田が中学2年生の時、「全国中学駅伝」が開催。和田の学校は県大会で敗退してしまうが、熱心な顧問により、熊本で行われた全国大会を観に行っている。[出典2]
その後、箱根駅伝7区の区間記録保持者である教師・野中三徳に誘われ、高知工業高校へ陸上の推薦で入学。[出典2][出典3]
高校へ入学すると、それまで楽しくてやっていた陸上が人生に関わる大きな出来事に変化。
陸上に費やす時間が増え、先生から「寝る時間や食べる時間、全て含めて24時間陸上だ」と言われていたため、陸上のことばかり考えていたという。
また、高校2年時と3年時に「全国高校駅伝」に出場。思うように走れなかったというが、大会出場をきっかけに日本大学へ進学することとなる。[出典2]
憧れの箱根駅伝へ
和田正人は、高校卒業後日本大学に入学。大学同期入学であるチームメイトの中で、和田はインターハイにも出ておらず記録が一番悪かったそうだが、過去の経験から「努力を続けていれば必ず勝てる」と思ったそう。
実際、大学2年の時に「全日本大学選抜駅伝」「全日本大学駅伝」「箱根駅伝」に出場。箱根駅伝では9区を走り、区間9位を記録している。
その後、3年時は怪我が理由で出場が叶わなかったが、4年時に2度目の箱根駅伝に出場。しかし、夏に怪我をした結果走り込みが足りず、悔しい結果に終わっている。[出典4]
大学卒業後は実業団へ
和田正人は、大学卒業後NEC(日本電気株式会社)の陸上部へ所属。2003年2月開催の「香川丸亀国際ハーフマラソン」では、1時間2分24秒で走り抜き日本ランキング17位を記録している。
しかし社会人1年目は怪我が多く、「香川丸亀国際ハーフマラソン」以外は殆ど走れずに過ごしたという。2003年開催の「ニューイヤー駅伝」にも出場はできず、来年参加することを目標にサポート役として立ち回っていたが、2年目に陸上部が廃部してしまう。[出典4]
元々考えていた将来の道
和田正人は元々役者になることなど考えておらず、映画は観るがドラマはほとんど観ず、陸上中心の生活を送っていた。
芸能界は自分とは程遠い場所だとさえ思っていたが、大学進学を機に上京。東京で生活を始めると、ストリートスナップで声をかけられたり、芸能プロダクションから名刺をもらったりする機会があったという。
「東京には芸能界を目指す基盤がある」と感じた和田だったが、陸上で生きていくと考えていたため、次の人生で機会があれば芸能界を目指すのもいいなと思う程度だったという。
そのうち、陸上競技で生きていくことを真剣に考え始め、アスリート人生が30代半ばまでだということも考えたという。青春時代を棒に振ってまで苦労してやって来た陸上に、今後の未来を具体的に描けないことを絶望したこともあるそう。
オリンピックで金メダルと獲るという目標もあったが、怪我が多く1年を通して走れる期間が人より短かったため、それも難しいと思い悩んでいた。
そんな時、所属していたNECの陸上部が廃部。その時に、「人生をやり直すなら今だ」と考え、役者の道を選んだという。[出典5]
1979年8月25日生まれ、高知県出身。主な出演作はBS朝日『非公認戦隊アキバレンジャー』、BSテレ東『やじ×きた 元祖・東海道中膝栗毛』、NHK『信長のスマホ』『幕末相棒伝』『いだてん〜東京オリムピック噺〜』、日本テレビ『シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。』、WOWOW『パレートの誤算 〜ケースワーカー殺人事件』、邦画『THE LEGEND&BUTTERFLY』『空母いぶき』『Fukushima50』、フジテレビ『教場』『教場II』など他多数。
出典:タレントデータバンク