2016年6月14日更新
どんな人?
- 大島花子の父は歌手の坂本九、母は女優の柏木由紀子である。
- 大島は女優として1992年にミュージカル『大草原の小さな家』で初舞台を踏むが、その後は歌手を志し、 2003年には父・坂本九の「見上げてごらん夜の星を」でメジャーデビュー。
- 父の楽曲「親父」のカバーを発売すると、USENランキング(歌謡・演歌チャート)で1位を獲得した。
生い立ち
父・坂本九の死
父親は歌手の坂本九、母親は女優の柏木由紀子である。[出典1]
大島は11歳の時に、父を日航機墜落事故で失っている。[出典2]
芸能活動
女優からミュージシャンへと転身
大島は東洋英和女学院大学入学と同時にミュージカル『大草原の小さな家』に女優として初舞台を踏む。
しかし、その後は役柄のセリフではなく自らの言葉による表現を追求、歌手を志すようになって以降は作詞作曲を手掛けている。[出典2]
大島は女優からミュージシャンへと転身したきっかけについて、以下のように説明している。
中学生の頃から歌や踊りのレッスンに通っていましたし、オーディションも自分の意思で受けに行ったので、初舞台を踏んだ時は、夢が叶ったという喜びいっぱいでした。
舞台の上で拍手を浴びるってこんなに気持ちがいいんだ! って。ミュージカルは総合芸術なので、出演者やスタッフを含めたみんなが家族みたいになって作品を作り上げる醍醐味も味わえました。
ただ、徐々にわたしの居場所はここではないような感じを持ち始めたというか。
私が本当にしたい表現って何だろう、ということを考えるようになりました。[出典3]
2003年には父・坂本九の「見上げてごらん夜の星を」をカバーし、メジャーデビュー。
翌年12月に発売したファーストアルバム『柿の木坂』は有線インディーズチャートで上位を記録した。[出典2]
大島は本作についてを以下のように分析。
手触りとしては柔らかいかもしれないのですが、根っこにあるのはロックというか(笑)、強い「想い」だと思います。
「癒された」と言っていただくのも、それはそれでもちろん嬉しいのですが、私の中では、強いメッセージをこめたアルバムという位置付けです。[出典3]
2015年、『歌謡コンサート』(NHK系)に出演し、坂本九作詞作曲の「親父」を歌うと反響が相次ぎ、それを受けて2016年2月にシングルver.を発売。同年3月9日付けのUSENランキング(歌謡・演歌チャート)で1位を獲得した。[出典2]
(「親父は」)9歳の時に、父のコンサートで聞いて衝撃的に感動した曲だったんです。
カバーをしようと思ったときは曲調も独特ですし、男性の歌なので、歌うことに実は迷いがあったんです。
そんな中ライブで歌った時の反響の大きさには正直驚きましたし、この曲には「不思議な力があるんだな」と手応えを日に日に感じ続けています。
5年間歌ってきて、まさにお客さまに育てていただいた曲だと思います。[出典3]
メディアに取りあげられる
2004年にファーストアルバム『柿の木坂』をリリースすると、『ノンストップ』(フジテレビ系)や『Nスタ』(TBS系)、『首都圏ニュース845』(NHK系)といった各局の情報番組に報じられた。
またオリジナル曲「カトルカール」は『ストレイトニュース』(日本テレビ系)のウェザーテーマ曲として使用されることに。
その他にも各新聞(朝日、毎日、産経、東京、報知、日刊、スポニチ、東京スポーツ)や雑誌「25ans」、「クーヨン」などでも活動が取り上げられ、世間の注目を集めた。
一方では自身も『踊る! さんま御殿』(NTV系)やラジオ番組『大沢悠里ゆうゆうワイド』(TBS系)などに顔を出し、積極的な宣伝活動を行っている。[出典2]