2017年5月18日更新
どんな人?
- 林丹丹は、父親は日本人で母親が中国人である。
- 2006年8月「第11回全日本国民的美少女コンテスト」に出場しグランプリを獲得。その後、2007年には「日本中華年」のイメージガールに選ばれた。
- 2008年1月にドラマ『交渉人〜THE NEGOTIATOR〜』(テレビ朝日系)でドラマデビュー。その後も女優としてドラマや映画に出演していたが、2014年4月末に芸能活動を引退した。
生い立ち
ハーフである
林の父は日本人、母親は中国人である。[出典1]
芸能活動
デビューからの道のり
林は2006年、大手芸能事務所オスカープロモーションの主催する「全日本国民的美少女コンテスト」の第11回大会でグランプリを受賞。
ハーフがグランプリを獲得するのはこれが初めてであり、当時17歳という最年少での受賞も大きな話題となった。[出典1]
翌年には「日本中華年」のイメージガールを務めた林。
同年2月23日に冬柴鐵三・国土交通大臣を表敬訪問すると、「丹丹という名前は真心という意味があるそうですね。友達にはどのように呼ばれているんですか」と訊ねられ、林は「普通に丹丹と呼ばれます。“ちゃん”をつけると長くなってしまうんですよ」と応じて会場を和ませた。[出典2]
主席卒業
2008年2月1日、堀越高等学校の卒業式に出席。なんと主席での卒業ということで、報道陣を驚かせた。
林は学生時代を振り返りつつ、今後について以下のように語っている。
最初からみんな仲良くしてくれたので、本当に楽しかったです。恋? 好きな人は人なみに。今後は女優業一本で頑張ります。[出典3]
映画出演
林は日中国交正常化40周年に際し、2012年6月16日から開催された上海国際映画フェスティバルで上映された映画『女優』に出演。
本作は中国で育った中日ハーフの少女が、日本の映画界でトップスターに上り詰めるストーリーを描いている。[出典4]
▼ 映画「女優」で主演、林丹丹さんインタビュー
ドラマデビュー
林は2008年1月から放送された『交渉人〜THE NEGOTIATOR〜』(テレビ朝日系)に出演。
これが連続ドラマ初出演となる林は、周りからの反響に驚いたようで、
ドラマが終わってからも反響が凄くて、きっと続きがあるんだろうな~と期待はしていたんですけど。
空港でのシーンはエキストラの方々の人数もとても多く、規模の大きさにびっくりしました。
とコメントしている。また後に映画化された本作については、
本当に嬉しいです。凄く見ごたえがある映像に仕上がっていると思います。
台本を読むと爆発シーンが登場していたので、一体現場はどんな風になっているんだろうと想像が膨らみました。
と語った。
また、女優の道に進み始めてからの変化について問われると、
生活リズムはもちろんですが、一番変わったのは考え方です。
色んな場所に行って色んな人と出会って、世界ってこんなに広いんだと感じることが多かったせいか、物事の考え方がとても広くなった気がします。
でも、そのぶん迷うことも多くて。不安もつきませんが、やりがいはあります。
と明かしている。[出典5]
芸能界引退
順風満帆に見えた林の芸能活動だったが、2014年4月末に所属事務所のオスカープロモーションを退社。
2012年に『ドクターX~外科医・大門未知子~』(テレビ朝日系)へレギュラー出演して以降は目立った活動もなく、ひっそりと姿を消す形となった。
所属事務所の広報担当は、林の引退について以下のように語っている。
芸能界以外でもいろんな仕事がしたいという本人の意向もあり、ここしばらくは仕事をセーブしていました。
うちを退社したのは今年4月のこと。その後については把握しておりません。[出典6]