2016年6月15日更新
どんな人?
- 柏木由紀子は小学生の時に劇団若草に入団し、雑誌「女学生の友」(小学館)などのモデルをつとめる。高校生の時に映画『明日の夢があふれている』で女優として映画デビュー。
- 東宝テレビ部に所属し、テレビドラマを中心に活躍。1969年放送の『炎の青春』(日本テレビ系)のマドンナ教師役、1970年放送の『細うで繁盛記』(日本テレビ系)でブレイクする。
- 夫は故・坂本九、長女は歌手の大島花子、次女は元宝塚歌劇団の舞坂ゆき子。
生い立ち
柏木由紀子は1947年12月24日、東京都世田谷区にて三人姉妹の三女として生まれる。
引っ込み思案であったため、母親のすすめでカナリア児童合唱団に所属していた。その後、小学生の時に劇団若草に入団。雑誌『女学生の友』などのモデルを務めた。[出典1][出典2]
芸能活動
映画『明日の夢があふれている』で映画デビュー
柏木由紀子は高校生の時に1964年、松竹映画『明日の夢があふれている』で映画デビュー。また、その映画で共演した三田明の所属事務所の勧めによって1965年に『若い真珠』でレコードデビューを果たす。[出典1]
テレビドラマ『東京の人』を皮切りに、数々のドラマで人気に
1966年テレビドラマ『東京の人』(TBS系)のヒロインに抜擢、以後『細腕繁盛記』(日本テレビ系)、『これが青春だ』(日本テレビ系)、『新妻鏡』(TBS系)、『華麗なる一族』(TBS系)など、数々のドラマに出演し人気を博した。[出典1]
娘2人と家族ユニット「ママエセフィーユ」結成
1985年の日本航空123便墜落事故による夫・坂本九の死去(後述)後、柏木由紀子、長女の大島花子(歌手)、次女の舞坂ゆき子(女優)の三人で家族ユニット「ママエセフィーユ」を結成。
坂本九の楽曲の継承や、坂本九の映像や歌声を使った家族4人の共演が話題となる。全国でコンサート活動中。[出典3]
私生活
俳優・坂本九との結婚と死別
1971年に俳優の坂本九と結婚。その後、女優活動を少しずつ減らしながら、坂本九をサポートしつつ、福祉活動に貢献していた。[出典1]
しかし、1985年に夫の坂本九が日本航空123便墜落事故で死去。[出典2]
2013年のインタビューでは
今でも主人が守ってくれている。あの日から、泣いてばかりいたけど、娘2人と泣くのはやめよう、パパは笑顔が一番好き。ほめてもらえるよう毎日を笑顔で過ごしていこうと思う[出典4]
と語っている。