2022年2月4日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
▼森本レオ(左から2番目)
生い立ち
森本レオは、1943年2月13日生まれの俳優・ナレーター・タレント。現在の年齢は、81歳。愛知県名古屋市出身。身長は177cm。血液型はO型。[出典1]
映画好きだったが、好きすぎるあまり
僕みたいなのが役者を夢見ること自体が僭越だ[出典2]
という思いがあり、学生時代は物書きを目指していた。日大の芸術学部を受験するも浪人してしまい、その頃からエキストラのアルバイトをきっかけに役者の仕事をするようになる。
日本大学芸術学部、日大芸術学部放送学科を卒業している。[出典2]
芸能活動
芸能界入りのきっかけは、浪人生時代のアルバイト。通行人の役からセリフのある役を任されるようになり、大学在学中にはレギュラー出演もするように。俳優のバイトをやめてからは、コピーライターになるために電通に通って勉強するようになった。電通から入社を誘われていたが、父の危篤の連絡が来て名古屋に帰ることになった。[出典2]
名古屋の電通でコピーライターをしようか迷っていた矢先、街で偶然NHKのディレクターに会い、1967年にドラマ『高校生時代』(NHK)に出演。同作が本格的な役者デビューとされている。[出典1][出典2]
また、マイルドで独特な語り口でナレーターとしても活躍。2019年に発表されら「声がいい俳優ランキング」では、9位にランクインしている。[出典1][出典3][出典4]
出演作品(映画・ドラマ)
ゲームが原案の映画『サイレン〜FORBIDDEN SIREN〜』に出演
映画『サイレン FORBIDDEN SIREN』(2006)は、ゲーム『サイレン2』を原案に作成されたホラー映画。
「サイレンが鳴ったら外に出てはいけない」という島に移住した主人公の天本由貴(市川由衣)を中心に繰り広げられる物語を描いた作品だ。
森本が演じたのは、主人公・由貴の父親である天本真一。主人公の弟である天本英夫(西山潤)を治療するために島に2人を愛犬を連れてくるという役所だ。[出典5]
ドラマ『王様のレストラン』のナレーションを担当
1995年のドラマ『王様のレストラン』(フジテレビ系)のナレーションを務めていた。[出典6][出典7]
同作は、一時は繁盛していた一流のフレンチ・レストランが落ち目になり、再建を目指して松本幸四郎演じる伝説のギャルソン・千石武を読んだことから起きる奇跡を描いた作品だ。[出典6]
ドラマ『ショムニ』シリーズで井上課長役
森本は、1998年から放送されたフジテレビ系の江角マキコ主演ドラマ『ショムニ』に、井上課長役で出演している。[出典8]
同作は、会社の落ちこぼれが集まる「総務部庶務二課」の女子社員6人が繰り広げる物語を描いたドラマ。社会現象にもなったヒットドラマで、2000年に放送されたスペシャルドラマは、視聴率24.6%を記録した。[出典8][出典9]
その後もスペシャスドラマや連続ドラマが製作され、2013年には再び江角マキコ主演で『ショムニ 2013』が放送された。[出典10]
ナレーション
俳優としてだけでなく、ナレーターとしても人気の森本。『きかんしゃトーマス』(当時:フジテレビ系)をはじめ、映画やドラマ、CMのナレーションを行っている。[出典3]
人物
- 高円寺在住。高円寺に住み始めたのは「漫画家の永島慎二さんが阿佐ヶ谷に住んでて、太宰治や坂口安吾さんたちが残り香もしていたから」。[出典11]
- 2010年には、心筋梗塞のため救急車で搬送された。[出典13]
- ダチョウ倶楽部の肥後克広にモノマネされることがある。[出典13]
- 東海ラジオ放送のラジオ番組『ミッドナイト東海』でパーソナリティーを務めていたが、問題発言が原因で降板になったことがある。[出典14]
- 俳優業では台詞を勝手に帰ることもある。若い頃は、作家の家に乗り込んだり、監督の前で台本を破って捨てたりなど大胆な行動をすることもあった。[出典15]
大学卒業後、NHK『高校生時代』で俳優デビュー。ラジオ深夜放送の先駆け『ミッドナイト東海』のDJとして若者の支持を得る。穏やかで優しい声質で、ナレーターとしても人気が高い。芸名の「レオ」は「俺(オレ)」を逆さにしたことが由来。主な出演作品に、フジテレビ『ショムニ』、ナレーション『きかんしゃトーマス』、CM『東京ガス「ガスファンヒーター」』など。
出典:タレントデータバンク