2019年7月3日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 樫山文枝は劇団民藝に所属する女優。1964年『アンネの日記』で5代目のアンネに抜擢されて初舞台を踏む。
- 1966年連続テレビ小説『おはなはん』(NHK)でヒロインを演じ、人気を博した。
- 夫は俳優の綿引勝彦。
芸能活動
朝の連ドラでブレイク
樫山文枝は劇団民藝の俳優教室に入り、その後研究生となる。
1964年に舞台『アンネの日記』の5代目アンネに抜擢されてデビュー。
1966年には朝の連続テレビ小説『おはなはん』(NHK)のヒロインに抜擢される。[出典1]
同作は、お見合い結婚した陸軍将校との間に子供を授かるが夫が病死してしまう。
それでも明るく生き抜くヒロイン・はなの一生を描いた作品。
『おはなはん』(NHK)は大ヒットし、放送開始から約2週間で平均視聴率は45%を超えたという。この作品で樫山は一躍人気を博した。[出典2]
舞台と中心に活躍
樫山文枝は朝ドラでブレイク後、舞台を中心に活躍。代表作には『かもめ』『三人姉妹』『二十四の瞳』『夜明け前』『夏・南方のローマンス』『研師源六』などがある。[出典1]
私生活
夫は俳優の綿引勝彦
樫山文枝は劇団民芸で一緒だった綿引勝彦と結婚し、芸能界のおしどり夫婦として知られている。
夫の綿引は2005年に胸部大動脈瘤を患い、樫山に命を救われたと話している。[出典3]
夫の命を救う
樫山の夫・綿引は、ある日舞台の稽古場で胸に異変を感じ、家に帰るまでに何度もひざまずくなどして、息を整えたりしていた。
しかし帰宅後は「ビールを飲んで寝れば治る」と主張する綿引に対し、樫山は必死に病院へ行くよう説得。綿引は自分で車を運転して病院へ行ったところ、大動脈瘤が破裂しかかっていて胸に血液が3Lたまっていたという。
すぐさま6時間に及ぶ緊急手術を受け、大事に至らなかったといい、綿引は妻の一言がなければと今でも感謝していると明かした。[出典4][出典3]
出演
テレビ番組
映画
出典
- 『樫山文枝』(TOWER RECORDS ONLINE)
- 『樫山文枝、朝ドラを語る「はじめはお受けするか迷いました』(Smart FLASH)
- 『綿引勝彦、妻・樫山文枝に命救われた』(デイリースポーツ online)
- 『徹子の部屋』(テレビ朝日系)
1941年8月13日生まれ、東京都出身の女優。主な出演作は、TBS『京都タクシードライバーの事件簿』、邦画『わたしは光をにぎっている』、舞台『ワーニャ、ソーニャ、マーシャ、と、スパイク』など他多数。
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