2016年6月9日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 湯原昌幸は1964年、バンド界の名門「スウィング・ウエスト」に入団し、司会とボーカルを担当した。
- バンドのオリジナル曲だった『雨のバラード』はその後、ソロデビュー曲となり、120万枚を突破するミリオンセラーを記録する。
- 妻はタレントで女優の荒木由美子。2009年11月には妻との共著『夫婦力22章』(バジリコ刊)を出版している。
芸能活動
「スウィング・ウエスト」入団
もともとソロ歌手を志し、学生時代から元祖『スター誕生!』的な存在だった『味の素 ホイホイミュージックスクール』(日本テレビ系)に参加していた湯原は、その後はスクールメイツで勉強していた。[出典1]
1964年、バンド界の名門「スウィング・ウエスト」に入団。[出典2]
このときのバンドボーイとして雑用や前座のMCをこなした経験は、現在でも役に立っているという。[出典1]
ソロデビュー
バンドのオリジナル曲だった「雨のバラード」を引っさげソロ・シンガーとしてデビューすると、 1971年の暮れには120万枚を突破する大ヒットとなった。
湯原はそのことについて、以下のように振り返っている。
当時の自分の状況に風穴をあけたくて、銀行に1500万円の借金をして、自らCDを作りました。
それを持ってレコード会社を回ったことで道が開け、今に至っています。
人は自ら行動を起こさないと何も始まらないとつくづく思います。やりたいことがあった時に、動ける体があるのにやらないことほどもったいないことはないですね。
その後も湯原は複数の作品を発表し続けており、シングル「冬桜」はロングセラー・ヒットを記録。第37回日本有線大賞の有線音楽優秀賞を受賞した。[出典3]
テレビでの活躍
バンド時代から司会力を買われていた湯原はテレビ番組へ多数出演し、MCを請け負っている。
また『湯原・せんみつドット30』(TBS系)や『欽ドン!』(フジテレビ系)、『田舎に泊まろう!』(テレビ東京系)などといったバラエティ番組にも露出し、お茶の間の人気を獲得した。[出典4]
妻との共著を出版
2009年11月、湯原は妻・荒木由美子との共著『夫婦力 22章』(バジリコ刊)を発売。[出典5]
その帯文は以下のとおり。
夫婦が夫婦であるために。
ショービジネス界一のおしどり夫婦といわれる二人が歩んだ山あり谷ありの人生。
そのドキュメントを通して明かされるイイ夫婦であるための22の知恵。[出典6]
私生活
妻は女優の荒木由美子
湯原は1983年、女優・荒木由美子と結婚。芸能界きってのおしどり夫婦として知られている。
2010年、「夫婦の素顔」写真コンテストの年間ベストカップル賞に選ばれると、発表会に出席した2人はデュエット曲「黄昏の天使たち」を披露し、熱々ぶりを見せつけた。[出典7]
湯原は夫婦円満の秘訣を訊ねられると、
変わらないってことが、もしかしたら秘訣かもしれないね。
当然、お互い歳を取ってるんだから、そんなにキャピキャピのフレッシュじゃないかもしれないけど、でも毎日は変わらないで生きていきたいと思っている。
あとは、演じてでもいいから一生懸命努力することだよね。些細な食い違いって毎日あるわけだから。
それをお互いに補って、余りある生活をしてると、セーフってことだよね。
と答えている。[出典8]
出演
映画
- トラック野郎・男一匹桃次郎 (東宝)
出典
- 『グループサウンズとして始動した頃 湯原昌幸さん』(朝日新聞デジタル)
- 『湯原昌幸[プロフィール]』(TEICHIKU RECORDS)
- 『「冬桜」湯原昌幸全曲集』(music.jp)
- 『湯原昌幸 プロフィール』(Hav Mercy)
- 『荒木由美子 プロフィール』(Hav Mercy)
- 『「夫婦力22章」(湯原昌幸×荒木由美子、バジリコ:2009、11、22)』(バジリコ)
- 『湯原&荒木やっぱりおしどり夫婦 ベストカップル表彰』(ZAKZAK)
- 『歌手・湯原昌幸さん タレント・荒木由美子さん 夫妻』(パースエクスプレス)
昭和39年、バンド界の名門「スウィング・ウエスト」に入団。グループ・サンウズ・ブームの中、司会とボーカルを担当し、現在の活動の基礎を築いた。バンドのオリジナル曲だった『雨のバラード』はその後、ソロ・シンガーとしてのデビュー曲でも有り昭和46年暮れには120万枚を突破する大ヒットとなり、その後様々な賞を獲得した。 バンド時代から、歌、明快な司会のパワーは群を抜いており、同世代には勿論の事、老若男女の広いファン層を持つ。そして、荒木由美子夫人とのおしどり夫婦ぶりは広く知られており、(今年で結婚30周年=真珠婚を迎える)CMも賑わしている。歌手という枠にとらわれず司会、存在感のある演技力などを生かし、今後もマルチタレントの「パイオニア」として各ジャンルでの活躍が期待される。
出典:タレントデータバンク