2020年3月28日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 滝田栄は千葉県出身の俳優。文学座養成所から劇団四季を経て独立し、今に至る。俳優活動のほか、仏像制作、仏教の研究、講演活動、執筆など多才に活躍する。
- テレビドラマでは大河ドラマに多数出演したほか、料理番組『料理バンザイ』(テレビ朝日系)の司会を20年間、舞台『レ・ゼラブル』の主演ジャン・バルジャン役を14年間務めた。
- 以前から仏教について勉強しており、2002年の2月から単身でインドに渡り、2年間座禅をして過ごした。現在は長野市の活禅寺で月に一度、座禅とインドの乳粥をいただく会を開いている。
プロフィール
芸名 / 読み | 滝田 栄 / たきた さかえ |
誕生日 | 12月5日 |
出身地 | 千葉県 |
身長 / 体重 / 血液型 | 184.0cm / 80.0kg / B型 |
星座 / 干支 | いて座 / 寅年 |
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芸能活動
芸歴
中央大学仏文科を中退し、文学座養成所から劇団四季を経て独立。
テレビでは『草燃える』(NHK)、『なっちゃんの写真館』(NHK)、『マリコ』(NHK)、『徳川家康』(NHK)などに多数主演。[出典1]
舞台『レ・ゼラブル』では、主演ジャン・バルジャンを2001年に怪我で降板するまで初演から14年間演じ続けた。[出典2]
また『料理バンザイ』(テレビ朝日系)の司会を20年間務めた。[出典1]
ボランティア活動
子どもとともに途上国の地域開発を進める国際NGO、プランジャパンの評議員。[出典3]
ベトナムやインドのムンバイ、ニューデリーのスラムを訪問したことがある。[出典1]
仏像制作
そのほかに仏像制作、仏教の研究なども行う。[出典1]
仏像制作を始めた理由は、1993年に亡くなった母の供養をしたくて。
2013年3月には、東日本大震災の被災者の供養のため地蔵菩薩を彫り、
宮城県気仙沼市に「気仙沼みちびき地蔵堂」を建立。仏像を本納した。
滝田はこの活動を通して、
僕の活動に賛同して下さった方から約1500万円の寄付が集まり、素晴らしいお堂が完成しました。このお堂が亡くなった方々の魂を供養し、被害者のみなさんのより良い未来への出発点の場になれば幸いです
とコメントした。
これまでに制作した仏像は、約20体だという。[出典4]
執筆活動
著者に、『滝田栄仏像を彫る』、新版 古寺巡礼奈良『唐招提寺』巻頭エッセイを出版している。[出典1]
出演作でのエピソード
『徳川家康』(NHK)
1983年、滝田は大河ドラマ『徳川家康』(NHK)に主演、戦国時代最後の勝利者となった家康の青年期から晩年までの生涯を演じた。
その際に、役作りのため家康が人質となって暮らしていた静岡の臨済寺を訪ね、修行道場に住み込んだという。[出典5]
『必殺スペシャル』(テレビ朝日系)
ほかにも、滝田の演技に対する真摯な思いが分かるエピソードがある。
『必殺スペシャル』(テレビ朝日系)の撮影の際には、
実戦の刀を使える殺陣師と一緒に京都に行きまして。殺陣師に何時間も前に集まってもらって、みんなで稽古してから本番に臨みました。京都の人たちは最初は嫌がりましたが、「変化していかないと飽きられる」と一生懸命に話して納得してもらったんです
と滝田は語っている。[出典6]
私生活
『レ・ミゼラブル』の最終公演に続き、『料理バンザイ!』(テレビ朝日系)の収録も終わった2002年の2月、単身でインドに渡り、2年間、南インドのジャングルで座禅をして過ごした。[出典4]
滝田は渡印のきっかけを、
ただただ役にのめり込んで演じ続けた(『レ・ミゼラブル』の)ジャン・バルジャン役を若い人に譲って欲しいといわれたのが50歳のとき。自分としてはすべてやり切ったという思いがしましてね。では、次に何をやるかと考え、つねづね勉強していた仏教、つまり“仏陀”に取り組もうと決めたんです
と語っている。
食べ物は野菜とフルーツだけ。
嘘はつかない、肉は食べないなどの戒律を守りながら、座り続けて自分自身を見つめていたら、
苦労することなく2年経っていたという。
その後、欲望にまみれた日本社会で座禅することが究極の修行だと思い、日本に帰国した[出典4]
スジャータの会
現在は、長野市にある禅の道場、活禅寺で月に一度、座禅とインドの乳粥をいただく会を開催している。参加費は無料、坐り方は、ベテランの和尚様が丁寧に指導する。[出典7]
出演
テレビ番組
舞台
中央大仏文科を中退し、文学座養成所から劇団四季を経て独立。テレビでは『草燃える』『なっちゃんの写真館』『徳川家康』『マリコ』など多数出演。また『料理バンザイ!』の司会を20年間務める。舞台では『ジーザス・クライスト・スーパースター』のユダ役、『レ・ミゼラブル』の主演ジャン・バルジャンを初演以来14年間務めるほか、『リア王』などの大作の主演も大成功をおさめる。また、2006年には映画『不撓不屈』で主演を果たす。そのほか、等身大の不動明王木像の制作に挑むなど多才に活躍する。
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