2022年6月26日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
▼甲本雅裕
生い立ち
甲本雅裕は、岡山県出身の1965年6月26日生まれ。現在年齢は59歳。アルファエージェンシー所属。[出典1][出典2]
兄はロックバンド「THE BLUE HEARTS」や「ザ・クロマニヨンズ」でボーカルを務める甲本ヒロト。[出典3]
勘違いから始めた剣道
甲本雅裕は小学1年生の時、学校でスポーツ少年団の申込書をもらったという。
野球をやるのだと思い申込書を提出したが、練習場所に向かって初めて剣道をすることを知った。
以降は大学まで剣道を続けており、全日本団体のベスト8メンバーまで上り詰めている。
しかし大学では剣道に対して不完全燃焼で終わってしまい、「剣道から離れたい」という一心で1番縁遠そうだった婦人服メーカーであるアパレル会社へ就職。
社会人として生活を送る中でレンタルビデオ文化が普及し、よく映画を観るようになったという。
そんな時、さまざまな職業を演じられる役者に魅力を感じ、2年でアパレル会社を辞め上京している。[出典3][出典4]
芸能活動
甲本雅裕は同郷で同学年だった役者の梶原善に誘われ、役者を目指し上京。
1989年に、演出家・脚本家の三谷幸喜が主宰する劇団「東京サンシャインボーイズ」参加した。
以降は同劇団が活動休止する1994年まで在籍し、劇団の全作品に出演している。
1993年には、三谷が脚本を務めたドラマ『振り返れば奴がいる』(フジテレビ)で映像作品デビューした。
1999年には、ドラマ『踊る大捜査線』(フジテレビ)にレギュラー出演。元機動隊員の気弱な巡査部長・緒方薫を演じている。
同作はその後ヒットし、スペシャルドラマや劇場版も制作され、甲本も同役で出演した。
以降も大河ドラマ『新撰組!』(NHK)やドラマ『99.9 ‐刑事専門弁護士‐』(TBS)、映画『3月のライオン』など多くの作品に出演している。[出典3][出典5][出典6]
人物
- 兄弟揃って大食い番組が昔から好き。[出典7]
- 子どもの頃は兄が優等生で自身はやんちゃだったが、兄が大学を中退して音楽の道へ進むことを父が怒ったため、「自分は好き勝手できない」と思っていた。
- 自身が役者になるため東京へ行く際は、「東京へ行く」とだけ父に告げその後は連絡を取らなかった。
- 役者として活動するようになった当初は、兄の存在に巻き込まれることも、また兄に影響が出ることも嫌い一定の距離を置いていた。[出典8]
出演
テレビ番組
- 沈まぬ太陽 (WOWOW)
- 花咲舞が黙ってない (日本テレビ)
- わたしを離さないで (TBS)
- 僕らはみんな死んでいる♪
- レンタル救世主
- 三匹のおっさん3
- 37歳で医者になった僕〜研修医純情物語
- 広島・昭和20年8月6日
- 大空港 2013 村木繁 役
- らせん
- 絆〜走れ奇跡の子馬〜
- 3年B組金八先生(第7シーズン)
- 愛の流刑地(ドラマ)
- ソムリエ
- 沈黙法廷
- シグナル 長期未解決事件捜査班
- ミストレス~女たちの秘密~
- 女の中にいる他人
- 誤断
- エースをねらえ!
- マジすか学園
- 99.9-刑事専門弁護士-SEASONⅡ
- ブラックジャックによろしく
- 泣くな、はらちゃん
- バイプレイヤーズ〜名脇役の森の100日間〜
- 華麗なる一族(2021年)
- ただ離婚してないだけ
- カムカムエヴリバディ
- だから殺せなかった
映画
- 四月は君の嘘
- 一週間フレンズ。(映画)
- 3月のライオン 前編
- 踊る大捜査線THE MOVIE 2/レインボーブリッジを封鎖せよ!
- GTO (劇場版)
- ねこタクシー
- しあわせのかおり
- リンダ リンダ リンダ
- スペーストラベラーズ
- 渾身 KON-SHIN
- 初恋ロスタイム
- 赤い糸
- 踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!
- 源氏物語 千年の謎 (角川)
- 脳男 (東宝)
- 美しい夏キリシマ
- でーれーガールズ
- ハード・リベンジ、ミリー ブラッディバトル
- 60歳のラブレター
- たたら侍
- 貞子vs伽椰子
- 少林少女
- プリンセス トヨトミ
- 浜の朝日の嘘つきどもと
出典
- 『甲本雅裕』(映画.com)
- 『甲本 雅裕 KOUMOTO MASAHIRO』(アルファエージェンシー)
- 『甲本雅裕 - 略歴・フィルモグラフィー』(KINENOTE)
- 『甲本雅裕 大学時代に全国「ベスト8」だった競技とは?役者を志したきっかけも語る』(スポニチ)
- 『甲本ヒロトの実弟 “永遠の二番手”俳優・甲本雅裕の魅力』(ORICON NEWS)
- 『甲本雅裕のプロフィール・画像・写真』(WEBザテレビジョン)
- 『甲本雅裕 兄・甲本ヒロトの意外な一面明かす「アニキも大好き、今日も100パーセント見ています」』(スポニチ)
- 『第4回 俳優 甲本 雅裕』(カニジル)
1989年東京サンシャインボーイズに入団。在籍中『12人の優しい日本人』、『ラヂオの時間』、『彦馬がゆく』、『ショーマストゴーオン』、『罠』(作・演出三谷幸喜)など全作品に出演。'95年1月劇団解散後、活躍の場をTV、映画、舞台と広げていく。踊る大捜査線TVシリーズからレギュラーで参加し、『踊る大捜査線THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』('10年)まで緒方役としてほぼ全作品に出演し、役とともに成長し続けている。本広監督とは同作品以外にも『SPACE TRAVELARS』('00年)、『サトラレ』('01年)、『曲がれ!スプーン』('09年)等、監督作品には欠かせない俳優の1人。ここ近年、錦織監督作品にも同じように、『ミラクルバナナ』('05年)、『うん、何?』('08年)、『RAILWAYS』('10年)、『わさお』('11年)と出演が続く。様々な作品で、悪を演じれば内に秘めた狂気を、善を演じれば観ているものもつられてしまう印象的な笑顔を、日常の中に存在するリアルな表現でドラマに深みを与えている。近作、藤沢周平原作『花のあと』('10年)では主人公の許嫁役として内に秘める深い愛情を見事に演じ、藤沢周平さんのご遺族からも同役は甲本しかいなかったと絶賛される。
出典:タレントデータバンク