どんな人?
- 皆川夏穂は、難度の高い技を組み合わせ、はじけるような演技で注目を集める新体操選手。4歳で新体操を始め、千葉市美浜区のイオン新体操クラブに通っている。
- 近年開催予定の「リオデジャネイロ五輪」の個人日本代表選手に内定されている。日本勢の個人総合出場は、2004年アテネ五輪の村田由香里以来となる。
- 同じく新体操選手の早川さくらとは、中学・高校・ロシア留学と同じ道を歩んで互いを高め合ってきた仲。皆川は「ライバルというよりはずっと一緒にやってきている仲間」と話す。
選手活動
略歴
皆川は難度の高い技を組み合わせ、はじけるような演技で注目を集める新体操選手。
4歳で新体操を始め、千葉市美浜区のイオン新体操クラブに通っている。
中学からクラブの寮に入り、練習に励んだ。
通信・単位制の大原学園高校に進み、2013年からは日本体操協会の特別強化選手として世界の新体操をリードするロシアに留学。
個人競技での五輪出場を目指し、ロシア代表の練習場で、専属コーチの指導を受けながら演技を磨いてきた。[出典1]
リオ五輪代表に内定
新体操のワールドカップスペイン大会は、2016年6月4日にスペインのグアダラハラであり、個人総合で皆川が4種目合計71.350点で7位となり、69.300点で14位だった早川さくらを上回り、リオデジャネイロ五輪個人代表に内定した。
リオ五輪で日本選手の個人の出場枠は1枠。
日本体操協会は、同年7月までの国際大会4大会を代表選考とし、皆川と早川のうち上位になった回数が多い選手を代表に選ぶ方針を決めていた。
皆川は、昨年の世界選手権で出場枠を獲得したアドバンテージの1勝を加えて3勝1敗となり、選考最終戦であった同年7月のワールドカップドイツ大会を残して基準を満たした。[出典2]
日本勢の個人総合出場は、2004年アテネ五輪の村田由香里以来。
ずっと目標にしていた夢の舞台。一日一日を大切にし、少しでも課題をクリアして、一番いい演技ができるように頑張りたい
と皆川は話した。[出典3]
演技披露会を開催
新体操のナショナルチーム「フェアリージャパンPOLA」が2016年6月15日、リオ五輪個人代表の発表と、個人と団体の演技披露会を行った。
皆川は
ようやく五輪の舞台に立つという実感が湧いてきました。本番では、日本代表としていい演技をしたい
と笑顔を見せたという。また、皆川に敗れ、リオ五輪出場の道を閉ざされた早川とは、中学卒業後、一緒にロシア留学をして苦楽を味わった“戦友”だ。それだけに、
2人で演技しているという気持ちで臨みたいです
と語った。皆川の目標は「8位入賞」と話す。[出典4]
交友関係
同じく新体操選手の早川とは、千葉市美浜区のイオン新体操クラブで出会った。
以降、中学・高校・ロシア留学と同じ道を歩んで互いを高め合ってきた。[出典1]
皆川は、
(早川は)ライバルというよりはずっと一緒にやってきている仲間
と話している。[出典5]