2024年1月16日更新
どんな人?
- 矢柴俊博(やしばとしひろ)は、日本で活動する役者。埼玉県出身の1971年10月2日生まれ。株式会社CRG所属。
- 舞台を中心に、主宰・役者・演出と幅広く活躍している。
- 映像作品では、ドラマ『電車男(ドラマ)』(フジテレビ)や『きのう何食べた?』(テレビ東京)、特撮ドラマ『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(テレビ朝日)や映画などにバイプレイヤーとして出演。
▼矢柴俊博
生い立ち
矢柴俊博は、埼玉県出身の1971年10月2日生まれ。現在年齢は53歳。身長171cm。株式会社CRG所属。[出典1]
早稲田大学を7年半かけて卒業
矢柴俊博は映画監督を目指し、日本大学の芸術学部映画学科を受験するも不合格。
早稲田大学の第一文学部仏文学専修に入学した。
また、同大学で演劇サークルへ入ったことをきっかけに、役者を志すようになったという。
その後、7年半をかけて同大学を卒業。
コールセンターでの夜勤業務をこなしつつ、劇団『CAB DRIVER』を主宰した。[出典2]
芸能活動
オーディションやワークショップで役を得ていた
矢柴俊博は、自身が主宰する劇団『CAB DRIVER』が演劇フェスティバルでグランプリを受賞するなど、舞台を中心に活躍。
しかし、2004年に公演した舞台『停電の夜に』の演出に予算をかけすぎたことで、同劇団が資金難に陥ってしまった。
その後、同劇団の公演を訪れていた脚本家から深夜ドラマへの出演を打診されたことを機に、プロダクションに所属。
以降、活躍の場を映像作品へと移している。
当時の矢柴俊博は、役者としての仕事を得るために映画監督などが開催するワークショップへ積極的に参加。
3~4万円と高額な会費の元をとろうと、「いかに他の役者を出し抜いて”一本釣り”されるか」を常に考えていたと語っている。
また、CMにも多数出演しているが、そのほとんどがオーディションによるものだという。[出典2]
矢柴俊博は当時を振り返り、
自分の声も嫌いだし、顔も変わらない。どうやってその役に適応していくか…。本来の自分に合わない衣装を買って適応する、オーディションで差異化を図る-そういうふうにして生き残ってきたんですよ。[出典2]
と語っている。[出典2]
ドラマ『電車男』への出演で注目を集める
矢柴俊博は、2005年放送のドラマ『電車男(ドラマ)』(フジテレビ)に出演。[出典2][出典3]
モテないオタク青年の主人公・山田剛司(伊藤淳史)にネット掲示板を通じてアドバイスする、和服姿の文学オタク役を演じ、注目を集めた。[出典2][出典3]
以降も、2015年放送の特撮ドラマ『手裏剣戦隊ニンニンジャー』(テレビ朝日)や2019年放送のドラマ『きのう何食べた?』(テレビ東京)などの作品に出演している。[出典4][出典5]
2020年は、ドラマ『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(テレビ朝日)やドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』(テレビ朝日)などに出演。
また、2021年放送の特撮ドラマ『仮面ライダーリバイス』(テレビ朝日)にも出演している。[出典6]
さらに、2022年放送の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)に出演し、後白河法皇(西田敏行)の側近・平知康役を演じる。[出典7]