どんな人?
- 藤田淑子は中国・大連出身の声優、ナレーション。7歳のころから子役として活動していた。小学生時代は、仕事と勉強の両立をしなければならなかったので、友達と遊ぶ時間がなかったという。
- 声優としての主な出演作は、アニメ『キャッツ・アイ』(日本テレビ系)、『キテレツ大百科』(フジテレビ系)など。
- アニメ『デジモン アドベンチャー』(フジテレビ系)で藤田に続き、八神太一の声を担当した花江夏樹は、藤田の声を「本当に誰がやっても似せられない様な素晴らしい声」と賞賛している。
生い立ち
中国の大連で生まれる。[出典1]
芸能活動
芸歴
子役時代
7歳のころから子役として活動。
しかし、小学生の頃は仕事に行くというより遊びに行くような気分だった。
藤田は当時のことを、
休憩時間には共演している役者さんに宿題を教えてもらったりして、結構楽しい時間を過ごしていました。母親のように、子供たちに挨拶の仕方からお行儀まで厳しく教えてくださった先生には、心から感謝しています。しかし、小学生からずっと仕事と勉強の両立をしなければならなかったので、友達と遊ぶ時間もなく、小学生の時の思い出があまりありません。それはとても悲しいことです
と語る。[出典2]
声優活動
数多くのアニメや海外ドラマ、映画でキャラクターの声を担当。
代表作は、アニメ『キャッツ・アイ』(日本テレビ系)、『キテレツ大百科』(フジテレビ系)、『一休さん』(テレビ朝日系)、『デジモン アドベンチャー』(フジテレビ系)、洋画『ナイルの宝石』、『アリー・マイ・ラブ』など。[出典1][出典3]
藤田は、自身が担当するキャラクターについて、
主人公の男の子役を演じている間は、その作品以外で男の子の役は演じないと決めていましたので、私の演じたどのキャラクターにも愛着を感じています
と語っている。
なかでも『一休さん』(テレビ朝日系)と『キテレツ大百科』(フジテレビ系)は長く続いた番組なので、宝物のような存在だという。[出典2]
両番組とも、一休さん役・キテレツ役と主人公の声を担当した。[出典3]
1999年、藤田が八神太一の声を担当した、『デジモン アドベンチャー』(フジテレビ系)は、
近年新たな続編が公開になった。続編では、声優・花江夏樹が八神太一の声を担当。
花江は、
やっぱり藤田(淑子)さんの太一のイメージが物凄く強くて、僕はどうしても本作のファンだったので元の太一を意識しないというのが無理な話でしたね。藤田さんのお声は特徴的過ぎてどう頑張っても似ないなって(笑)。言い訳じゃないですけど、本当に誰がやっても似せられない様な素晴らしいお声だと思います
と藤田の声優としての凄さを語った。[出典4]
ナレーション活動
ナレーションとしては、『ニュースJAPAN特集』(フジテレビ系)、『ザ・レターズ』(フジテレビ系)、『親子で元気』(フジテレビ系)、『バカンス気分』(フジテレビ系)などで活躍する。[出典1]
また、所属事務所は劇団こけし座→劇団俳小→人間プロダクション→渡辺プロダクションと転々としており、現在は青二プロダクションに所属する。[出典1]
私生活
特技
特技はゴルフ、水泳。[出典3]
性格
藤田は自身の性格について、
私自身は、ものを大切に長く使っている方かもしれません。いろいろなものが欲しいというより、何かひとつ気に入ったものがあればそれが壊れるまで使っています
と語っている。
特に、本棚のような家具や食器類を大切に扱っているという。[出典2]