2017年4月18日更新
出典:タレントデータバンク
どんな人?
- 辰巳琢郎は高校2年生の時、つかこうへいの舞台に感銘を受け芝居を始めた。
- 京都大学文学部在学中、「劇団そとばこまち」を主宰。役者、プロデューサー、演出家の3役をつとめた。
- 俳優としてテレビドラマ、映画、舞台への出演の他、クラシックコンサートのナビゲーターもつとめる。この他執筆活動も行っている。
プロフィール
芸名 / 読み | 辰巳 琢郎 / たつみ たくろう |
誕生日 | 8月6日 |
出身地 | 大阪府 |
デビュー年 | 1984年 |
身長 / 体重 / 血液型 | 181.0cm / 74.0kg / B型 |
星座 / 干支 | しし座 / 戌年 |
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生い立ち
1958年8月6日に母の実家がある石川県小松市で生まれ、大阪市で育つ。[出典1]
大阪教育大学附属天王寺中学校、大阪教育大学教育学部附属高等学校天王寺校舎を経て京都大学文学部を卒業している。[出典1]
高校2年生の時、つかこうへいの事務所公演『ストリッパー物語』を親友と観劇し、衝撃を受ける。その後、演劇愛好会「劇団軟派船」を結成した。[出典1]
大学在学中は劇団そとばこまちを主宰し、役者・プロデューサー・演出家を務め1980年代前半の学生演劇ブームの立役者となった。[出典2]
1984年3月、7年かけて大学を卒業した。[出典1]
芸能活動
大学卒業直後の1984年4月、連続テレビ小説『ロマンス』(NHK)に出演し、俳優としての本格的な活動を開始した。[出典1]
現在に至るまで役者として活躍する他、本を出版したり、雑誌に連載を持つなど幅広く活躍している。ここではそれらの一部を紹介する。
テレビドラマへの出演
1984年のデビュー以来
- 『あまえないでョ!』(フジテレビ系)
- 『京、ふたり』(NHK)
- 『もう誰も愛さない』(フジテレビ系)
- 『信長 –KING OF ZIPANGU–』(NHK)
- 『八代将軍吉宗』(NHK)
- 『元禄繚乱』(NHK)
- 『あの人の匂い』(日本テレビ系)
- 『ねじれた絆』(TBS系)
- 『天花』(NHK)
- 『捜し屋★諸星光介が走る!2』(TBS系)
- 『教育こそ我が人生〜加計勉の歩んだ道〜』(広島テレビ他)
- 『篤姫』(NHK)
- 『正月時代劇陽炎の辻〜居眠り磐音江戸双紙〜スペシャル』(NHK)
- 『神の雫』(日本テレビ系)
- 『ケータイ刑事 銭形結』(BS-TBS)
- 『カーネーション』(NHK)
- 『あさが来た』(NHK)
等、数々の作品に出演している。[出典3]
映画への出演
1992年公開の『橋のない川』に出演して以来、
- 『ゴジラ vs デストロイア』
- 『破線のマリス』
- 『手紙』
- 『石井のおとうさんありがとう —石井十次の生涯—』
- 『レディー・ジョーカー』
- 『龍三と七人の子分たち』
- 『S-最後の警官-奪還-RECOVERY OF OUR FUTURE』
- 『絶壁の上のトランペット』
等の作品に出演している。[出典4]
舞台作品との関わり
1990年上演の『空想家族』に出演して以来、多数の作品に出演している。[出典5]
近年は2015年上演の『ジョルジュ』に出演するなど役者として活躍する一方で、2016年には近畿大学芸術学部の授業公演『人狼 The Live Playing Theater A』を監修するなど、多方面で活躍している。[出典5]
コンサートにナビゲーターとして参加
2016年6月に東京都で行われた『バルカン室内管弦楽団東京公演2016』などのコンサートに、ナビゲーターとして参加している。[出典5]
バラエティ番組への出演
『Qさま!!』(テレビ朝日系)や『クイズ!ものしりさん』(TBS系)等に、インテリ芸能人として出演することが多い。[出典3]
著書
辰巳琢郎は、数多くの本を出版している。ここではその一部を紹介する。[出典6]
勉強がテーマの本
- 『タクロウのこれだけ英単語』
- 『青春のヒント』
- 『辰巳琢郎の『おとなのドリル』vol.1』
イタリア料理やワインがテーマの本
- 『イタリア嬉食満面』
- 『辰巳ワイナリー』
- 『ゼロから始めるワイン入門』
また、京都に縁があることから2015年には『ほんとうは教えたくない京都の路地裏』を出版したり、自身が出演したテレビ番組関連の『辰巳琢郎のリフォーム夢家族』や団塊の世代に向けた『道草のすすめ』も出版している。[出典6]
私生活
趣味
趣味として乗馬・和太鼓・囲碁・俳句を挙げている。[出典2]
2013年からは公益財団法人日本棋院の評議員として活動している。[出典2]評議員に任命された際、自身のブログで
囲碁は、最新のコンピューターでも追っ付かない、奥の深い素晴らしいゲームです。宇宙にも繋がる、アートの側面も持つ、人類が生み出した最高の発明の一つだと思います。
ところが、日本では衰退の一途。その立て直しを手伝って欲しいと、和田理事長(当時)から指名されました。大した力はありませんが、少しでも貢献出来ればとお引き受けした次第。皆さんも是非、応援してください! 知らない方も、一度触れると虜になる、本当に面白いものですから。
と語っている。[出典7]
大阪教育大学付属高校2年生の時、つかこうへいの舞台に感銘を受け芝居を始める。京都大学文学部在学中は、関西では人気実力ともにNO.1の「劇団そとばこまち」を主宰し、役者としてだけでなく、プロデューサー、演出家として'80年代前半の学生演劇ブームの立役者となる。卒業と同時にNHK『朝の連続テレビ小説「ロマンス」』で全国区デビュー。以来、知性・品格・遊び心と三拍子揃った俳優として活躍。趣味が多彩で芸能界のクイズ王との呼び声も高い。食通、ワイン通としても知られ、日本ワインを愛する会副会長・日本ソムリエ協会名誉ソムリエなどのほか、数々のワイン騎士団の騎士号を贈られている。主な出演作品に、フジテレビ『くいしん坊!万才』、TBS『浅見光彦シリーズ(全13作)』、NHK『大河ドラマ「信長-king of jipangu-」「利家とまつ」「篤姫」』、日本テレビ『神の雫』、映画『橋のない川』『ゴジラvsデストロイア』『手紙』『石井のお父さんありがとう』『レディ・ジョーカー』『結び目』、舞台『草迷宮』『滝の白糸』『時の置物』など。
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