どんな人?
- 高橋克実(たかはしかつみ)は、日本で活動する俳優・タレント。新潟県三条市出身の1961年4月1日生まれ。シス・カンパニー所属。
- 高校卒業後は大学進学のため上京。しかし、2浪の末入学した大学を早々に中退し、松田優作に憧れ俳優を目指す。
- 1987年に「劇団離風霊船」に入団し、舞台『ゴジラ』でモスラを演じ、役者デビュー。舞台出演と並行して映像作品にも出演し、1998年放送のドラマ『ショムニ』(フジテレビ)でブレイクを果たした。
- 2015年から放送されている情報番組『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ)では、安藤優子と共に番組キャスターを務めている。
▼高橋克実(左端)
生い立ち
高橋克実は、新潟県三条市出身の1961年4月1日生まれ。現在年齢は63歳。シス・カンパニー所属。[出典1][出典2]
新潟の実家は大正14年から父の代まで続いていた金物屋だが、既に店を畳んでおり、跡地には駐車場が建っている。[出典3]
笑いの絶えない家族
高橋克実の父は変わり者であり、見合いの時に頭髪を気にして墨汁で増毛させ出席。しかし、突然の雨で黒い雫が垂れる事態となり、見合い相手に驚かれている。
また、テレビでおならを燃やす様に感動した父が、自宅で実践。しかしパンツに燃え移り、火傷するはめになっている。
そんな父のおかげで一家は笑いが絶えなかったそうだが、母は非常に真面目な性格をしており、妹は高橋とは真逆な性格をしているという。[出典3]
学生時代は?
高橋克実は、中学時代の修学旅行で初めて東京へ。
自身が子供の頃は刑事モノや青春ドラマが流行っていた時期であり、憧れの俳優は松田優作。そんな高橋は、初めての東京で「テレビと同じ」と感動したという。[出典3][出典4]
また、松田優作主演のドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ)の”ジーパン刑事”を真似た服装などもしていた。
中学時代は野球部に所属。新人戦の時に活躍したためレギュラー入りを果たしたが、その後の試合で速球に驚き避けてしまったためレギュラー落ち。以降グラウンドに戻る機会は一度もなかった。
さらに、1年時はグラウンドが狭かったこともあり田んぼで声出しをしていたという。
高校時代には初めての彼女ができ、デートで映画『犬神家の一族』を鑑賞。彼女が怖がってボディータッチをしてくることを想定しての鑑賞だったが、実際には高橋自身が怖がってしまい、デートは失敗。その後彼女とは破局することとなった。[出典3]
県立三条東高校を卒業後は大学受験のため上京し、予備校へ入学。しかし、憧れの東京という土地に舞い上がってしまい、遊ぶことに夢中になったという。
その後、2浪を経て大学へ進学。しかし松田優作への憧れから役者を志し、大学は早々に中退している。[出典2]
芸能活動
長い下積み時代を経てブレイク
高橋克実は大学中退後、1987年に「劇団離風霊船」に入団。同劇団の舞台『ゴジラ』で舞台初出演を果たし、ユーモラスたっぷりにモスラを演じた。
以降舞台出演を続けるかたわら、映画の端役やテレビドラマに出演。しかし中々日の目を見ることはなく、劇団に14年所属し看板取り付けなど数々のアルバイトをしながら役者活動を続けていた。
貧乏生活が長く続き、30歳を過ぎた頃になると「自分は何をやっているんだろう」と思うこともあったという。しかし、嫌になったり役者を辞めたいと思うことは1度もなかったそう。[出典4]
その後、高橋が37歳となった1998年放送のドラマ『ショムニ』(フジテレビ)に人事部長役で出演。同役は高橋のハマり役となり、ドラマの大ヒットと共に注目を集め一気にブレイク。[出典4][出典5]
高橋は同年、劇団から退団。様々な人気ドラマに出演する人気役者となった。
また、2002〜2006年放送のバラエティ番組『トリビアの泉』(フジテレビ)や、2007〜2010年放送の『爆笑レッドカーペット』(フジテレビ)などではMCを担当。[出典2]
情報番組でメインMCを担当!
高橋克実は、2015年から放送開始された情報番組『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ)に出演。アナウンサー・安藤優子と共に番組のメインMCを務めている。
生放送番組なため、最初は緊張したという高橋。「間違いがあってはいけない」という思いから、相方である安藤アナウンサーに相槌を打つことしかできなかったという。