2019年5月10日更新
どんな人?
- 中河内雅貴は広島県の俳優、タレント、歌手、アーティスト、ダンサー。15歳のときに単身で長野へ移住。週7日、ダンスに明け暮れていたという。
- 2013年10月に公開された映画『アルカナ』で初主演し、高い評価を得た。
- 趣味は、サッカー・卓球・ボーリング・チャンゴ演奏。特技は、ダンス・バレー・寿司を握る事・マッサージを挙げている。
生い立ち
ダンス好き
ダンスを始めたきっかけは、中学3年生の受験勉強真っただ中の夏。
中河内は、
「勉強、嫌やなぁ…でも受験生だなぁ…高校にはいかなきゃなぁ…」と思ってた時に、おかんに「あんた勉強嫌いでしょ?」って聞かれて、「もちろん!」って答えたんです(笑)。
そしたら、ダンス未経験者向けの期間限定のワークショップがあるよと勧められて応募したら、実際に半年後にステージに立って、2000人の前で踊ったんですよ。
と当時を振り返る。
その後、公立高校に入学したものの、「ダンスがないと生きている気がしない」という理由で、高校を中退。同年5月には単身でワークショップ時の先生がいる長野に移った。[出典2]
長野ではバイトと学業をしながら週7日、ダンスに明け暮れていたという。[出典3]
母親の影響が大きい?
高校は転校が難しかったが、母親が調べてくれて何とか通信制の高校に入りなおした。
中河内は母親について次のように語っている。
本当におかんには感謝してます。母親がダンス勧めたのは、僕が体を動かすのが大好きなのを知っていて、これだったら頑張れるだろうと思ったんじゃないですか。
ただ勉強机に座って勉強しても身になんないコだなと(笑)。おかんはすごいですね[出典2]
芸能活動
役者を目指したきっかけ
元々はダンス一本で食べていこうとしていた中河内だが、上京してすぐに出演した舞台『葉っぱのフレディ』が役者への道へ進むきっかけとなった。
上京してすぐに『葉っぱのフレディ』って舞台で、初めてオーディションを役付きで受かって、そこで初めて歌と芝居を経験し、あまりの自分のふがいなさに腹が立ったんですよ。
いつかその時の演出家さんに認めてもらえるようになりたくて、それ以外にもいろいろな出会いがあって、役者も目指すようになりました。
と中河内は語る。[出典2]
初主演映画『アルカナ』
2013年10月に公開された映画『アルカナ』では初主演を務め、高い評価を得た。
中河内は同作出演に際し、以下のように語っている。
『アルカナ』も、とてもいい経験をさせてもらいました。
映像って素敵だなと思える現場とスタッフさんだらけで、とてもいい印象を持っていて、もっともっとこういうのもやっていきたいなって思っています。
今はどうしても、舞台9割・映像1割の仕事の割合になっているので、30歳を超えたくらいからはもうちょっと、舞台7割・映像3割。さらに年をとっていったら6割……そういう風にやっていきたいですね。[出典2]
役者観を変えた作品
中河内は、今までに特に多くを学んだ作品として舞台『地獄のオルフェウス』を挙げている。
自分の役を100%演じることを学んだ作品だったという。
それまでの自分を壊してもらえた作品です。
役者としてもっと自分を磨かないとダメだなと思いました。
3幕もののストレートプレイで、演出の岡本健一さんが愛をもって厳しく接してくださったんですよ。
“なんでそう思っているのか?お前じゃなく、その役が、だ”と言われて、わかってるつもりだったけどできてない自分がいたことに気が付きました。
もともと(一つの役を演じるにあたっては)中河内50パーセント、役50パーセントくらいのつもりでやっていたんですよ。
自分を残さないと、僕がやる意味がないと思って
でも岡本さんに“「中河内」はいらないから”と言われて、衝撃でした。それ以後は常に100パーセント、役のつもりでやっています。
と中河内は語る。[出典3]
私生活
趣味・特技
趣味は、サッカー・卓球・ボーリング・チャンゴ演奏。
特技は、ダンス・バレー・寿司を握る事・マッサージを挙げている。[出典1]