という心意気で頑張っていたそうだ。[出典1]
声優やラジオパーソナリティとして活躍
貧しい暮らしを送る中で
結局ね、自分たちのやりたい芝居を好きなようにやっているだけじゃ、単なる「遊び」なんですよ。お客さんのことを全然考えていない。[出典1]
と考えるようになった伊武雅刀。そしてその頃渡辺貞夫のラジオパーソナリティのオーディションを受け、彼は合格した。
ジャズなんて全然知りませんでしたが、声がよかったので受かったんですよ。[出典1]
と当時を振り返る伊武だが、これ以来彼はCMのナレーションや声優などの仕事も受けるようになったらしい。[出典1]
▼声の良さが評価された
https://twitter.com/Do_S_Deka/status/611410815254532099?ref_src=twsrc%5Etfw
そして、肉体労働をせずに稼げるようになった伊武。しかし
でも本当は、俳優になりたいわけでしょう。声優で演技はできても、顔が出なければ意味がないわけです。そのうち、夢と現実とのギャップに苦しむようになっていった。お金がいくらあっても辛くなってきたんですよ。[出典1]
と考えることもあったようだ。[出典1]
「子供達を責めないで」が大ヒット
伊武雅刀の、アーティストとしてのソロデビュー曲といえば「子供達を責めないで」である。この曲は元々はサミー・デイヴィス・ジュニアのものであるが、秋元康が歌詞の日本語訳を担当。すると同曲の
私は子供が嫌いです[出典4]
といった斬新な歌詞がウケ、大ヒットを記録した。[出典4][出典5]
▼「子供達を責めないで」を手掛けた秋元康
https://twitter.com/asahi_wakayama/status/809601668551569408?ref_src=twsrc%5Etfw
デスラー総統役でおなじみ
伊武雅刀は、『宇宙戦艦ヤマト』(日本テレビ系)の冷たいが紳士的な独裁者・デスラー総統を演じたことでおなじみである。[出典6][出典7]
さて、2012年には『宇宙戦艦ヤマト2199』が公開され、山寺宏一がデスラー総統を演じた。デスラー総統のファンだという山寺は、同作の舞台挨拶で
(前作でデスラーをやっていた)伊武(雅刀)さんが偉大で……。[出典7]
と、伊武を「偉大」と評していた。ちなみに山寺は、伊武演じるデスラーと敵対する役を演じていたこともあるらしい。[出典7]
▼伊武雅刀を「偉大」と称した山寺宏一
https://twitter.com/yamachanoha/status/855585920015155200?ref_src=twsrc%5Etfw
『白い巨塔』に鵜飼教授役で出演
「マイナビ 学生の窓口」が社会人を対象に調査した「最も好きな医療ドラマ」の中に、『白い巨塔』(フジテレビ系)が選ばれている。
財前教授役の唐沢寿明の演技がすごかった[出典8]
という声が上がるなど、唐沢寿明の演技が評判だった同作。[出典8]
その『白い巨塔』(フジテレビ系)に、伊武は国立浪速大学教授・鵜飼良一役で出演していた。ちなみに伊武が演じた鵜飼は、医師としての能力よりも学内政治を統べる能力に長けている人物である。[出典8][出典9]